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コンピューターがあんまり仕事をしてないときに、スクリーンセーバーがわりにやってた、SETI@homeが生まれ変わるんだそうですな。12月15日で以前のプロジェクトは終了して、それ以降は、あたらしいソフトをインストールしないといけないのだとか。

このSETIというのは、かつて宇宙理論のテレビドキュメンタリーシリーズ「コスモス」を大ヒットさせた故カール・セーガン博士が提唱した活動です。

地球外生命体の痕跡を、世界各地の天文台が受けたシグナル(細かいこと知りません)のパターンを解析しながら、なにかの法則性があるかどうかを検証する作業を、世界中の手空きのコンピューターが手分けをしながらお手伝いするのだ、という簡単な説明を知人がしてくれました。いわゆる「分散コンピューティング」というのだそうです。

アカウントを作ったら、個別にそれぞれのパソコンが解析しなければならないデータを受け取って、その結果を自動的に送信する、というもので、処理したデータのユニット数によっては表彰されたりもするんですな。確か、アメリカではこれを会社でやっていてクビになった人もいたと聞きました。それもちょっとせちがらいとは思いますが、それ以外にも勤務態度に問題があったのかもしれませんね。

いつの日か、これがうまくいくと、映画の「コンタクト」の1シーンみたいに、警報が鳴り響いたりするんでしょうか。