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台湾に日本の「のぞみ」と同じ方式の新幹線が開通するそうですな。その試験走行が行われて、時速300kmを記録した、と記事にありました。この記事でほほ笑ましかったのは、台湾の首相に当たる人が、かつて日本に留学した経験があって、それを祖国で実現したことについて、「小学生の遠足のようにわくわくした」とコメントしていたことですな。

人はだれでも年を取って、立場というものに縛られながら生きていかなければならないことが多いものです。ましてや一国の首相にとっては鉄道開通というのは大きな事業でしょう。その大事業の実現に当たって、こういうコメントが残せる、と言うのは人として何か大切なものを失っていない、というのが実感できてひと事ながらうれしいですな。もちろん、国の経済活動のために必要なのか、そうでないのか、というシビアーな議論は全然別次元の話としてあるんですが。