イメージ 1

曲は大好きです。簡単な言葉の中にある深み、ビートルズの中にあるポップセンスを抽出した結晶のような曲だと思いました。

ビデオはレコーディングスタジオでの様子に終始します。冒頭でヘアメイクさんがやってきて、ポールの髪をいじってかけ去るのですが、なんかわざとらしい感じもします。最初からここ使うつもりで撮ってないですか?

曲が始まってからですが、ポールが実はすべての楽器を演奏している、というのが次第に明らかになっていきます。これはビデオだけなんでしょうか。で、なんかテンポが忙しくて、曲に浸り切れないんです。曲のテンポもそうだし、ポールもそんなに爆発的にはじけているわけでもないんで、映像ばっかりが張り切ってもちょっとこまるなぁ、という気分になってしまいました。

ポールは昔から顔立ちがあまり変わらない人なので、いつまでも若い、と思っていたのですが、ピアノを弾いている手元をみてちょっとギョッとしました。おててがしわしわなのです。なんか晩年のホロヴィッツを見てるみたいな感じ。やはりポールも人間、年齢というのは体のどこかには出るもんですな。