昨日彼女から仕事中にメールをもらって茫然自失だった彼、やっぱり今日電話をして別れることにしたそうです。まあ、先のことはどうなるかなんて分かりませんが、いまはあまり追いすがっても生産性がないことになりそうなので、それがいいかな、と思います。

おかしいのは、職場の同僚で彼の同世代がなんか彼の話題で盛り上がるところです。別に彼女がいるのに対して妬いてた、とかそういうのではないんですが、ふだんから男同士仲がいいので、これでもっと遊んでもらえるとでも思っているのでしょうかね。なんか子犬のじゃれあいを見てるみたいです。

昨日のメールの内容を職場の女性スタッフに聞くと、また意見があって、「わかった。」という短いメールは正解だ、と言うのですが、それがきっかけでよりが戻ることはないらしいです。「こういう時は追いすがってほしくない」、の一点張りだと言うのです。それはつまりああいうメールを書く時というのは何があってもよりを戻すつもりはない時なのだ、ということなのでしょうな。彼には気の毒ですが。

そういう意味での恋愛の本質というのは、二人が二人、同じ夢を見ている必要は必ずしもなくて、ただお互いが自分にとっては意味のある恋愛をしている、という実感ないしは錯覚が継続さえすれば、恋愛は続く、ということなのだと思いました。だから片方が「これは恋愛とは言わないのかも」という懐疑に陥った時には、それを解決する客観的な方法はなくなるのですが。