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先だってからの個人的な情熱で、iMacを改造し続けています。とは言っても先人がすでにやり尽くしたことをとぼとぼと後追いしているだけなのですが、それでも楽しいです。

ロジックボードをFastmacのG4 550MHzに交換したところまでだったのですが、今回は楽天のアーキサイトというお店で松下製のDVD-ROMドライブを入手したので、CD-ROMドライブを交換することにしました。スロットローディング型のドライブを内蔵しているiMacなので、合う型のドライブは限られているのだそうです。機種はSR-8185-Bというもの。

開腹はもう何度もやっているのでかなり慣れました。しかもRev.A~Dと違って、この世代のiMacはメモリーの増設やハードディスクの換装はあまり面倒ではないのです。それでも、ドライブ部分を取り出す時はやや緊張。ドライバーはほぼ1本ですべてのビスを取り外すことができました。



こちらが、取り外したドライブ。

で、また元に戻してスイッチを入れてみると…。あれ?起動画面が立ち上がらない。Pantherのインストールディスクを入れてみたのですが、なにやら読んでいる形跡はあるものの、起動画面まで行きません。もう一度立ち上げ直して、オプションキーを押したままにするのですが、それでもダメ。インストールディスクを取りだして、ハードディスクのシステムから立ち上げようとしても、「?」と「システム」のアイコンが交互に点滅するだけ。

「やべっ。これはイカれたか?」と一瞬あせりましたが、ダメならドライブを元につけるしかありません。とりあえず、なにが間違ったのか、改造本をもう一度確認しますが、よくわからず。Vintage Computerのサイトをのぞいてみます。すると、似たような製品がありました。iMac DV用のDVDコンボドライブです。注意書きを読んでみると…なになに、「HDDをスレーブ設定にしてください」…?

やっと気づきました。取り外したCD-ROMドライブは、マスター/スレーブの設定がスイッチ一つで切り替えられるのですが、見てみるとスレーブ設定になっています。確か、HDDを増設した時にはマスター設定だったはず。新しいドライブは、同じスイッチのところが切り替えられないようになっています。おそらくマスターのまま固定なのでしょう。DVDドライブとHDDドライブが互いにマスターとして主張しあい、そこでにらめっこが生じているために立ち上がらないのでは…。

ということでHDDドライブのジャンパーピンをスレーブ設定に切り替えてもう一度立ち上げます。今度は、すぐにやり直せるよう、カバーをつけずに逆さまに起動。するとごらんの通り。
ちゃんと立ち上がってくれました。そこで再起動してシステム・プロフィールを見ると、

ちゃんと認識してくれてました。これからシステムをインストールし直します。