
写真を見るともはやロボットと呼ぶのは詐欺だといいたくなるような、当たり前の形をした無人潜水艦みたいなもんですが、2億6800万円をかけて開発されて、水中のプランクトンを撮影する能力のある世界に例のないロボットだ、といわれるとああそうなのかなと思ったりもするわけで。何がロボットなのかというと、自分で回りの状況から自分の進路を判断するのだそうです。ロボットなのでおぼれるときもあっぷあっぷしたり人に助けを求めたりするのかと思いましたが、そこまで人間ぽくはないようです。180キロもあったら、助けを求められてもみんな道連れですが。
で、結局なんかのロープに絡まっていたらしく、捜索中に急に浮上したそうですな。どの程度機能に支障を来しているかは調査中だそうですが、まあ2億7千万がパーにならずによかったですな。
ホントはそれで搭載されていたカメラに怪しい巨大なヒレなんかがうつっていて、鋭い歯でかじられたあとなんかがあるとぐっと盛り上がるんですが…。「琵琶湖の恐竜・ビッシー」なんて、あんまりかっこよくないですか。