イギリスで面白い論文が10月末に出るそうですな。かの文豪シェークスピアの作品を書いたのは全部別人のイギリスの外交官だった、という話です。

シェークスピア(1564-1616年)の作品の中の登場人物や記述を、いろいろな文書と照合した結果、ヘンリー・ネヴィル(1562-1615年)という外交官がこれらの作品を書いたのじゃないか、という結論に達したんだそうです。

そうしないと、シェークスピアが話せなかったハズのフランス語の記述のある理由が説明できない、とかまあそんな話です。シェークスピアという人物そのものが構成のねつ造だった、なんていうことはちょっと考えにくいし、芝居の演出はシェークスピア本人がやっていたのかどうか、などもっと検証しなければならないことはたくさんあると思うのですが。

まあ、根拠がどの程度あるのか分かりませんし、この本が出た途端にさまざまな反論が噴出しそうです。面白いミステリーみたいな展開があるといいですな。