ニュージーランド産の牛肉から農薬が基準値以上の量発見されて、輸入を禁止するそうですな。消費量の約3割を占めるそうですからこれは大した量です。しかも焼肉文化の本家本元ですからな。品薄による値上げとかが起こると、一般家庭における肉文化はどうなるのでしょうか?
そして、アメリカからの輸入が再開できないことでニュージーランドから日本への輸入はむしろ伸びているらしいですが、日本の基準にはこの農薬の量は抵触しない、ということなのかどうか。仮に輸入が続くとしても韓国よりは日本の方が基準が甘いと言うことに過ぎないので、われわれは農薬の多い牛肉を食べている、ということになるのですな。
こういう風に考えてくると、食の安全、というものはあくまでも線引きや相対性の問題である、ということがはっきりします。その線引き自体にどこまで根拠があるかどうか、と言うことに尽きるんですな。
食つながりでは、韓国・ソウルの料理店で出されているキムチの半分は中国産だった、ということが最近わかったそうです。それだけキムチ文化が逆輸入されて世界的に浸透している、ということでもあるのでしょうが、人件費の安い中国のほうが、安く生産できる、ということかもしれません。味の文化を経済が侵食する、ということに危機感を覚える人がいてもおかしくありませんな。しかも鉛の含有量が最大で5倍にもなるんだそうです。
生きていればこそですが、心配の種は尽きませんな。
そして、アメリカからの輸入が再開できないことでニュージーランドから日本への輸入はむしろ伸びているらしいですが、日本の基準にはこの農薬の量は抵触しない、ということなのかどうか。仮に輸入が続くとしても韓国よりは日本の方が基準が甘いと言うことに過ぎないので、われわれは農薬の多い牛肉を食べている、ということになるのですな。
こういう風に考えてくると、食の安全、というものはあくまでも線引きや相対性の問題である、ということがはっきりします。その線引き自体にどこまで根拠があるかどうか、と言うことに尽きるんですな。
食つながりでは、韓国・ソウルの料理店で出されているキムチの半分は中国産だった、ということが最近わかったそうです。それだけキムチ文化が逆輸入されて世界的に浸透している、ということでもあるのでしょうが、人件費の安い中国のほうが、安く生産できる、ということかもしれません。味の文化を経済が侵食する、ということに危機感を覚える人がいてもおかしくありませんな。しかも鉛の含有量が最大で5倍にもなるんだそうです。
生きていればこそですが、心配の種は尽きませんな。