今日はちょっとミステリーな出来事がありました。順調に仕事も終わって、さあそろそろ帰り支度、という頃になって、英文のメールが届いたのです。

文面は、なんだか写真を共有しましょう、みたいな内容で、メールの中にあるリンクをクリックすると何やらメールアドレスを登録する画面が出てきます。先だってフィッシング詐欺にやられかけた時の記憶があるので、当然疑ってかかります。

差出人の名前を見ると、Hさんという名前で、しかも英語表記。一瞬見覚えがあるような気がしたけど顔を思いだそうとしても思いだせない。しかもメールアドレスにも見覚え無し。一つ下のフロアにおなじ名字の人がいたなと思って、フルネームを確認すると微妙に違う。さてはやはり詐欺だな、と決めつけたものの、職場のメールアドレスを知ってるあたり、微妙に引っかかるところがあるので、念のためアドレス帳を検索してみると、そういう名前の人がいました。確かに。もともとは同じ会社の人なので、内線で電話をかけて問い合わせてみると、その人はもうやめました、との返事。これでたぐる糸は途切れてしまいました。

仕方ないと思い、そのメールは迷惑メール扱いにして、メールも受信拒否をしようかと思った矢先、その当人から新しいメールが届きました。やはり思った通り、かつてちょっとだけ仕事をしたことのある、デザイナーさんだったのです。間違いメールの来たいきさつは、何か写真を人に送ろうとしたところ、間違ってアドレス帳に登録してあった人全員にメールを出してしまったのだとか。

ちょっと恥ずかしい間違いではあり、ずいぶん謝られてしまいましたが、それがきっかけで近況を知ることなどが出来、帰宅途中を偶然目撃されていたことなどもわかり、ちょっとこころ温まる間違いメールでした。写真の内容までは見たりしませんよ。もちろん。