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奈良女子大(奈良市)の倉庫で、国産最古の可能性があるピアノが見つかったそうです。鋳鉄のフレームに見事な透かし彫りが施されていて、国産では例がないような量産前の試作の可能性があるんだそうです。備品の購入記録も残ってるんだとか。大したものですな。

ピアノ修復の第一人者、松永栄二さん(82)が分解してるんだそうで、響板に「日本樂器製造株式會社・山葉鑒製」という銘票があるとか。ヤマハは昔は「山葉」だったんですな。いずれは音がちゃんと鳴るように修復されるんでしょう。いい音するといいんですが、欧州の名器と比べられると微妙なのでしょうか、それとも遜色ないんでしょうか。

ピアノ修復の第一人者が82歳、というのにも驚きますが、こういう仕事が高齢になっても第一線で活躍されているものだと初めて知りました。まあ、分解、組立の力仕事は若い人も手伝うんでしょうが…。