ちょっとした古いつきあいの人からの連絡があり、その人が連絡先を知りたがっていたので、昔好きだった子にメールした。
当時は一緒の会社だったりして、いろいろとあったのだが、結局ある年の大晦日に決定的に振られて、その直後新幹線で3時間揺られて大阪から東京に向かった思い出がある。そういう瞬間って、いまでもときどきフラッシュバックのように甦ることがある。今から考えたら、ずいぶん微妙な振られ方だったのだが、その時はそういうものだと思っていた。その、彼女のセリフが
「好きかも知れない人がいるんです」
だった。まあ、これはストレートに言ってしまうと、他に好きな人が出来るかも知れないけど、たとえ出来なくてもあなたと付き合うつもりはない、というハッキリした拒否だったのだな、と今なら冷静に受け取れるのだが、そういう断り方をするために1ヶ月ぐらい待たされたような…。
まあ、そんなこんなで久しぶりにメールのやり取りをする彼女は相変わらずの不器用さで生きていて、パソコンがクラッシュして、アドレス帳を全部無くしたりして、しかもバックアップの取り方も知らなかったりするので、ほほ笑ましく感じたりするのだけど、そんな僕らの間に一つだけ約束があって、その約束はまだ果たせていないなぁと、時々思い出したりしている。
当時は一緒の会社だったりして、いろいろとあったのだが、結局ある年の大晦日に決定的に振られて、その直後新幹線で3時間揺られて大阪から東京に向かった思い出がある。そういう瞬間って、いまでもときどきフラッシュバックのように甦ることがある。今から考えたら、ずいぶん微妙な振られ方だったのだが、その時はそういうものだと思っていた。その、彼女のセリフが
「好きかも知れない人がいるんです」
だった。まあ、これはストレートに言ってしまうと、他に好きな人が出来るかも知れないけど、たとえ出来なくてもあなたと付き合うつもりはない、というハッキリした拒否だったのだな、と今なら冷静に受け取れるのだが、そういう断り方をするために1ヶ月ぐらい待たされたような…。
まあ、そんなこんなで久しぶりにメールのやり取りをする彼女は相変わらずの不器用さで生きていて、パソコンがクラッシュして、アドレス帳を全部無くしたりして、しかもバックアップの取り方も知らなかったりするので、ほほ笑ましく感じたりするのだけど、そんな僕らの間に一つだけ約束があって、その約束はまだ果たせていないなぁと、時々思い出したりしている。