イメージ 1

以前、イギリスのサイトで元自動車メーカーの技師が作ったというロボットが走ってくる車を優しく受け止めるビデオを見たことがありましたが、なかなか見事なものでした。ロボットの車体全部をミニクーパーの部品で作ってある、というのが売りだったと思いますが、ひとしきり感心した後にいろいろ調べてみると、どうやらネッシー並みのでっち上げサイトで、製作者も実在はしない、ということだったと思います。その時はちょっとがっかりしましたが、これはちょっと地味だけどホントのお話。

氷の上でも滑って転ばないロボットのお話。川田工業、川崎重工業、独立行政法人産業技術総合研究所の3社が作っている人型二足歩行ロボットの試作機「HRP-3P」だそうです。「P」はプロトタイプの印らしいのでこれがとれるころにはもう少し勇ましいルックスになるらしいですが。

とにかくこれは身長160センチとやや地味ですが、ちゃんと歩いたりします。関節の数も前のよりも6つ増えて36になってるんだそうです。人間に比べると少ないのかも知れませんが、これはこれですごいらしいです。しかも雨の中でも作業できる防水仕様。うーん時代は少しずつ「パトレイバー」に近づいている。ただ、バッテリーの駆動時間は以前の倍になったといっても120分。ウルトラマンが3分なんだから我慢、我慢。