はてなダイアリーキーワードが「現代用語の基礎知識」に載るようになるそうですが、「中の人」と名詞として切り離されると「なんか違うかも」と思ってしまうこともありますな。やはりこれは威勢よく「中の人などいないっ!」「下の人などいないっ!」と言い切ってもらわないと本来の味わいは出ないので…。やっぱり吉田戦車は偉大です。
常識、と言うのは改めて言葉にされないことを言うのだと思いますが、だからこそ余計に後世の人はその意味がわからなくなってしまうんですな。そういう意味で、現代の人でなく、後世の人に残すものと思えばこそ、この「現代用語の基礎知識」というものは意味があると思うんですが、もしもこういう風に取り上げられる言葉が真に「現代の言葉」として生きているならば、あえて解説する必要もなくなってしまうはずです。
よくNHKとかで「若者番組」と呼ばれるものは、ただ「若者が出ている番組」であって、若者が見ている番組ではない、というのに似てますが、中高年が「いまの若者はこうなのか」と、納得するような「若者像」が描かれていると、それはもっともらしい「若者番組」になるんですな。それと似てませんか、この「現代用語の基礎知識」。
いや別にそれが悪いことではないんですが。あまり頑張りすぎて若者言葉を取り入れようとしすぎるほど、その感覚のすれ違いぶりが見えてしまうような痛々しさもありますな。
常識、と言うのは改めて言葉にされないことを言うのだと思いますが、だからこそ余計に後世の人はその意味がわからなくなってしまうんですな。そういう意味で、現代の人でなく、後世の人に残すものと思えばこそ、この「現代用語の基礎知識」というものは意味があると思うんですが、もしもこういう風に取り上げられる言葉が真に「現代の言葉」として生きているならば、あえて解説する必要もなくなってしまうはずです。
よくNHKとかで「若者番組」と呼ばれるものは、ただ「若者が出ている番組」であって、若者が見ている番組ではない、というのに似てますが、中高年が「いまの若者はこうなのか」と、納得するような「若者像」が描かれていると、それはもっともらしい「若者番組」になるんですな。それと似てませんか、この「現代用語の基礎知識」。
いや別にそれが悪いことではないんですが。あまり頑張りすぎて若者言葉を取り入れようとしすぎるほど、その感覚のすれ違いぶりが見えてしまうような痛々しさもありますな。