主審の誤審で再試合なんて、そんなことが本当にあるんですな。
たまたまテレビをつけたらウズベキスタン対バーレーン戦をやってたんで、だらだら眺めてたら主審が日本人の方で、しかも際どい判定があったらしいことは実況の端々から伺えたんですが、そこまで間違った判断なのかどうかは分かりませんでした。

しかも、勝ったのはウズベキスタンだったのに、提訴の結果、再試合をすることになったということは、勝ち試合そのものが泡と消えたわけですな。ウズベキスタンにしてみれば抗議したことが良かったのかどうか。FIFAもずいぶん思い切ったことをしましたな。

しかしこれだけ大事になったということは当の吉田審判員の処分も避けられないでしょうな。

審判の日本のレベル、というのは必ずしも高いとは言えないでしょうが、それは個別のプレーを見る目、というよりは選手とのコミュニケーション能力なんじゃないかな、と思うことがあります。コッリーナさんあたりが本当に日本で笛を吹いたら、どうなるのか見たい気はしますな。

以前、大リーグの審判が日本のプロ野球を裁いたら、日本のチームのえらい理不尽な抗議にあって、「生命の危機を感じた」と言って逃げ帰ってしまったことがありましたな。ここまでくると審判という存在を「神」と見るか、「人」と見るかの哲学の違いすら感じてしまいます。

さてサッカーでもやはり日本人は日本人なんでしょうか。