中野駅のそばにある、なかの芸能小劇場「スマイルなかの」で開かれたげんしじん主催の「雑音フェティッシュ」を見に行った。
げんしじんというのは前にも述べた天然記念物的カルト芸人なのだが、ミュージシャンズミュージシャンならぬ、コメディアンズコメディアン的なステータスを持った存在になりつつあるようだ。彼を慕ってあつまってくる事務所の壁をこえた若手芸人のパワーを堪能した。
主な出演者は5番6番、イワイガワ、きくりん、U字工事、ヒデヨシ、レム色、ラジカセ、BBゴロー、シュナイダー弟、いけないパラダイス他、そしてげんしじん本人だった。
そのなかでも、今日一番の見物はたぶんU字工事だっただろう。初見だったので余計に新鮮だったのだが、栃木弁を丸出しにしたかけあいコントで、今日のテーマは「高校球児」。北関東弁なのに速射砲のような速いセリフ回し、呼吸の合った小気味よいテンポのかけあいはそれだけでも楽しいが、きちんと内容が練れている。レム色は回文コントを展開するおなじみの芸風だが、構成がよく練られていて、ネタの内容だけでも感心するが、ダレ場を作らないうまさをみせた。
毎回トリではなくその一つ前に出てくるげんしじんも相変わらずの好調さ。客受けの善し悪しにまったく左右されない確立された芸風はもはや宇宙的広がりを見せる。誰にもまねのできないところまで達しているこの世界、文字に出来ないのが残念である。
みなさんもチャンスがあれば一度ごらんあれ。
げんしじんというのは前にも述べた天然記念物的カルト芸人なのだが、ミュージシャンズミュージシャンならぬ、コメディアンズコメディアン的なステータスを持った存在になりつつあるようだ。彼を慕ってあつまってくる事務所の壁をこえた若手芸人のパワーを堪能した。
主な出演者は5番6番、イワイガワ、きくりん、U字工事、ヒデヨシ、レム色、ラジカセ、BBゴロー、シュナイダー弟、いけないパラダイス他、そしてげんしじん本人だった。
そのなかでも、今日一番の見物はたぶんU字工事だっただろう。初見だったので余計に新鮮だったのだが、栃木弁を丸出しにしたかけあいコントで、今日のテーマは「高校球児」。北関東弁なのに速射砲のような速いセリフ回し、呼吸の合った小気味よいテンポのかけあいはそれだけでも楽しいが、きちんと内容が練れている。レム色は回文コントを展開するおなじみの芸風だが、構成がよく練られていて、ネタの内容だけでも感心するが、ダレ場を作らないうまさをみせた。
毎回トリではなくその一つ前に出てくるげんしじんも相変わらずの好調さ。客受けの善し悪しにまったく左右されない確立された芸風はもはや宇宙的広がりを見せる。誰にもまねのできないところまで達しているこの世界、文字に出来ないのが残念である。
みなさんもチャンスがあれば一度ごらんあれ。