昨日から短い夏休みに入ったので、しばらくたまっていた個人的な趣味の世界に没頭している。といっても、DVテープに録ったクラシックの演奏会のテープをちょっと編集して、ハードディスクやらDVDやらに焼くだけの作業なのだが、これがなかなかうまくいかない。

再生はDV。いわゆるデジカムである。これをFirewireのケーブルからPowerbookG4にFinal Cut Proで取り込む。現在Pro3(OSXと9の両Ver.) とPro HDの3つの選択肢がある。最終的に編集が終わったら、これをPioneerのDVDレコーダーにコピーするのである。そこからDVDに焼くというのもある。

基本的にはDVの画質のまんまで劣化はなしに作業が出来るのでは、と思っていた。ところがなかなかそうは行かないのである。まず時々プチプチと音声ノイズが入る。これがDVの再生によるものなのか、取り込み時の問題なのかを洗い出すのに時間がかかる。ある時はDVDレコーダーへの取り込み時だけに発生した映像ノイズまであった。

そこで、またまた素材から取り込み直すことにした。以前はOSXの動作スピードに疑問があったので頑なにOS9で取り込んでいたのだが、Firewire800のスピードを生かすため、Final Cut Pro HDで外付けハードディスクに取り込む。編集もすべてPro HD上で行った。初めての作業なのでちょっと心配だったが操作性はほとんど一緒である。あらためてDVDレコーダーに落とし直しているが、いまのところノイズ無しで落とせている。

本当に、再現性のないノイズには泣かされっぱなしだ。細かいソフトウェア上の使いこなしでこれが根絶できるのだろうか…。