給食を食べるのが遅いと、素手で食べさせ続けていた先生がいたらしい。ご苦労なことである。
これが、国際的な食事の習慣を身につけて国際人を育てるための英才教育だった、などというオチがあればいっそういいのだが。残念ながら、早く給食を食べ終わらせたい、あるいは食べるのが遅い子へのいやがらせの側面しかなさそうである。
教師というのは確かに大変な仕事だというのは認める。いまどきの子供は特に親の教育もさまざまで、平気で平日に学校を休んで家族旅行に行ったりする子もいれば、先生よりもお小遣いをもらっている子供もいるだろう。まったく授業に関心がなく暴れているだけの子もいるはずだ。それでも授業が遅れてはならない。一生懸命やっても「そこ塾でやった」と言われる。指導要領も細かく決まってくるから教師の裁量で教えることを変えるわけにも行かないのだろう。
しかし、それとこれとは別問題。しかも50代の教師だというからこの道のベテランだろう。最近の世相とはあまり関係のないところに原因があるような気がする。どうせなら自分も手で食べる、ぐらいの信念があってのことならばちょっとは納得がいくのだが。
これが、国際的な食事の習慣を身につけて国際人を育てるための英才教育だった、などというオチがあればいっそういいのだが。残念ながら、早く給食を食べ終わらせたい、あるいは食べるのが遅い子へのいやがらせの側面しかなさそうである。
教師というのは確かに大変な仕事だというのは認める。いまどきの子供は特に親の教育もさまざまで、平気で平日に学校を休んで家族旅行に行ったりする子もいれば、先生よりもお小遣いをもらっている子供もいるだろう。まったく授業に関心がなく暴れているだけの子もいるはずだ。それでも授業が遅れてはならない。一生懸命やっても「そこ塾でやった」と言われる。指導要領も細かく決まってくるから教師の裁量で教えることを変えるわけにも行かないのだろう。
しかし、それとこれとは別問題。しかも50代の教師だというからこの道のベテランだろう。最近の世相とはあまり関係のないところに原因があるような気がする。どうせなら自分も手で食べる、ぐらいの信念があってのことならばちょっとは納得がいくのだが。