最近エアコンの効きが悪く、シーモンキーもあえなく熱死の憂き目にあったばかりだが、ちょっとあまりに効きが悪く飼い主の自分までシーモンキーの後を追ってしまいそうだ。設定温度を思い切り下げてみたが、一向に涼しくならない…どころか、かえって暑くなっているような気すらする。

もしや…。エアコンの送風口に手を伸ばす。

やっぱり止まっていた。風が。

あわててエアコンのカバーを開けようとするが、びくともしない。これはいったい?と思いながらも何度か押したり引いたりしていると、やがて嫌な音を立ててカバーが開いた。下からのぞいたのは…。

クモの子がびっしりとエアコンの全面を覆っていた…。

だったらホラー映画だがそんなことはない。

凍っていたのだ。エアコンが。熱交換器とよばれるアルミのフィンの層がまるごとびっしり氷に覆われて、もう風の通る隙間なんてありゃしない。警告ぐらい出ないものか、こうなるんだったら?

あわてて東芝のサービスステーションに電話したら、「2万じゃすまないかも」といって脅かす上に、来週の水曜日まで修理にも来れないという。とりあえず頼んだが、それまでどうやってしのごうか。雨乞いでもするか。

それよりかき氷でも売るか。