職場の異動の時期で、班編成なども変わるので、徐々にその準備として周囲の机のごみなどを捨て始めている。すると出てくる出てくる、なくしたと思っていたものたち。同じ人物の違う年の年賀状が出てきたのにはちょっと感動。て感動してる場合か。あと、次々と出てくるものに名刺がある。…。

名刺って、最近は皆さんどうしてるだろう。個人的にはもはやかなり時代遅れの風習のような気がしている。何より、数がたまるともう名刺を見たって思い出せないものは思い出せないのだ。エレベーターの中で見た顔にあったので会釈をしたら変な顔をされて、「?」と思っていたら、いつも食堂の和食コーナーで配膳しているお姉さんで、別に仲良くもなかったことが判明。ちょっと恥ずかしかった。

それはともかく名刺。せめてみんな顔写真がついていればいいのに。中には感心してしまうほど個性的なデザインや、木目の素材を使っているものなどもあるが、それでも人物との付き合いがどれだけ続くか、のほうがよっぽど重要だ。あまり死蔵してもしょうがないので、情報をOutlookのアドレス帳と携帯にいれたあとは、こっそり捨ててしまうことにしている。大きな声ではいえないけれど。