職場の同僚が中央線の信号機事故で遅れたせいで、仕事の一部を肩代わりすることになった。それはそれで、別段どうということもないが、中央線は、本当に事故やら故障やらで遅れることが多いらしい。で、その遅れによって生じた損害に対する補償というのはないらしい。これは一体どういうことなのだろうか。

人身事故(たとえば飛び込み)など、JRの側でどんなに努力しても防ぎえないものはまあしょうがないとしても、日ごろの保守・点検がちゃんと行き届いていれば、故障などによる遅延というのは原理的に防ぎうるではないか。運賃はそのために乗客が支払っているものではないのか?したがって、本来起きるはずのない遅延によって大切な商談がボツになった、スケジュールが延期になった、などの事態によって物理的に生じた損害に対しては、JRが補償するべきだ、というのが個人的な考え方である。間違っているだろうか。