次世代ＤＶＤの行方

昼間ちょっと仕事をした後、ハードディスクにたまっていた音楽チャンネルのカウントダウン番組などを飛ばし見した。ちょっと面白いものは少しずつＤＶＤに焼いたりして、プライベート・ベスト盤ができるというのは、なんか楽しい。子供の頃から、テレビに映っている映像が自分のものにできたらどんなにいいだろう、と思っていた立場からすると、現代はなんとぜいたくな時代だろう。

しかも、いまはホワイトラベルにいろいろとプリントもできたりするから、大して人に見せるでもない簡単な映像でも、いちおうなにかラベルを作らないといけないような気がしてくる。

今のところ切なる願いは、とにかくハードディスクからＤＶＤに焼く時の手間が簡単になること、これはチャプターごとに区切ったり、タイトルを付けたりする作業がもっとラクになることを含めて。そして、ラベル製作用のソフトに、もう少しイケてるプリセットメニューを増やして欲しいことである。

画質的には、現状のＤＶＤレコーダーの２時間モードというのはすでに相当優秀ではないかと思っている。これが次世代のハイビジョン対応になった時にどうなるだろうか。もちろんハイビジョンのフォーマットが無理なく収まる、ということもあるのだが、書き込み速度やソフトウェアの動作がどれだけきびきび動いてくれるか、というのはかなり重要な要素だと思う。いくら画質がよくても、作業に前より時間がかかったのでは、使い手としてはげんなりである。

東芝とソニーの間ではまだまだ調整の余地がありそうだが、どっちになってもいい、早く決着をつけて勝ち組をはっきりさせてほしい、とベータからEDベータ、ＬＤと苦杯をなめ続けた立場としては思っている。