コンフェデ杯の準決勝「ドイツ対ブラジル」を見た。
見たといっても後半からだったのだが、ドイツチームの変貌が非常に目についた。変貌というよりも、サッカースタイル自体の変質と言った方が正確かも知れない。もう黙って見ていたらイタリアか、南米のチームに見えるかも知れないほど、中盤のつなぎが早く、攻守の切り替えが速い。若いチームだけに、カウンター狙いの動きが目立った。以前ほど背の高い選手がいないのか、空中戦はほとんどなし。
対するブラジルは、相変わらずのスタイルを押し通している、というか、ロナウジーニョ一人がいることでキープ力が全然違うので、圧倒的にゲームを支配していた。
後半になってへばったせいか、ブラジルの中盤のマークが甘くなり、ドイツにスペースを与えてしまったことから、ずいぶん災難にあったようだが、最終的な結果(3-2)は、実力に見合ったものだっただろう。ドイツチームはちょっと守備に関しては粘着力が薄れたようだ。アドリアーノをフリーにしすぎた(追い切れなかった)のが、最終的には響いたか。でもロナウジーニョをほったらかすわけにはいかないし、守備としては悩みが多かったと思う。
結果的にはこのブラジルと引き分けた日本はドイツよりも強い、とはとても言えないと思うが、ドイツの戦い方自体、日本のプレースタイルに近くなっていたかも知れない。守備のクリアが中途半端でブラジルにインターセプトされて得点されてしまうところなど、日本の欠点もうつったかのようだった。
そういえば、ロベルト・カルロスはスペイン国籍をとる、とかいうことになっているらしいが、そうなるとブラジル代表としてはもう出ないと言うことなんだろうか。
見たといっても後半からだったのだが、ドイツチームの変貌が非常に目についた。変貌というよりも、サッカースタイル自体の変質と言った方が正確かも知れない。もう黙って見ていたらイタリアか、南米のチームに見えるかも知れないほど、中盤のつなぎが早く、攻守の切り替えが速い。若いチームだけに、カウンター狙いの動きが目立った。以前ほど背の高い選手がいないのか、空中戦はほとんどなし。
対するブラジルは、相変わらずのスタイルを押し通している、というか、ロナウジーニョ一人がいることでキープ力が全然違うので、圧倒的にゲームを支配していた。
後半になってへばったせいか、ブラジルの中盤のマークが甘くなり、ドイツにスペースを与えてしまったことから、ずいぶん災難にあったようだが、最終的な結果(3-2)は、実力に見合ったものだっただろう。ドイツチームはちょっと守備に関しては粘着力が薄れたようだ。アドリアーノをフリーにしすぎた(追い切れなかった)のが、最終的には響いたか。でもロナウジーニョをほったらかすわけにはいかないし、守備としては悩みが多かったと思う。
結果的にはこのブラジルと引き分けた日本はドイツよりも強い、とはとても言えないと思うが、ドイツの戦い方自体、日本のプレースタイルに近くなっていたかも知れない。守備のクリアが中途半端でブラジルにインターセプトされて得点されてしまうところなど、日本の欠点もうつったかのようだった。
そういえば、ロベルト・カルロスはスペイン国籍をとる、とかいうことになっているらしいが、そうなるとブラジル代表としてはもう出ないと言うことなんだろうか。