寝たきり母の感染予防 | ナース親子のわきあいあい在宅介護

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ナース母は2度クモ膜下出血で高次脳機能障がい、90%視野狭窄になる。子は在宅シングル介護20年。乳がん闘病も経験し介護と闘病をまとめていきます。

全く以前から変わらない継続する感染予防策。

母が「感染症にならないということ」は重要である。

もちろん介護者娘も感染症にならないことと

媒体にならないということだ。

介護者や同居の家族、お見舞いに来た人がウイルスを運んではいけない。

 

ニュースを見ていると自分が感染症にならないようにマスクをするとか。

自分に移らないようにしたいというが

一番大事なのは、

健康な人は、感染症の原因のウイルスを

「手や顔などの皮膚」や「マスクや服」につけて

家に持ち込んではいけないのだ。

 

ナースの仕事をしているときは

病院・施設からインフルエンザウイルス耐性ぶどう球菌(MRSA)細菌を家に持ち帰らないように気を遣った。

帰宅したら手洗い、消毒、うがい、顔洗い

服には液状の消毒薬をスプレーしたり

玄関には空気清浄機(空気中花粉症、ウイルス99%除去)設置

でかなり気をつけてきた

 

そのためか要介護になってから20年間、

母は呼吸器感染症にはかかっていない。

 

今年は日本では、皆の感染予防行為をしっかり行い、

これが効いているのか

インフルエンザにかかる人はかなり少ないらしい。

感染予防の情報、知識が周知されたことにより、

とても効果があることがわかる。

今までは、死ぬことはない治る病気だからとか

薬を飲めば良い、病院へ行けば良いなどと

感染予防を怠ていたのかもしれない。

健康な人たちのなかで「病気なんてへっちゃらだ」と

感染予防策の知識が無かったり

自分のことしか考えない人たちが

インフルエンザを移しまくってしまうのだ。

 

高齢者や子供、抗がん剤治療中など、免疫力低下の人が、

インフルエンザやかぜを移されて

死にそうになって苦しんでいることも知らずに…

 

新型コロナウイルスも「そんな怖がらずに」なんて言わないで欲しいものだ

中国では、高齢者の方達が亡くなっているのだから、

「健康な人は媒体にならないように菌やウィルスを運ばないように」

手洗い、マスク着用、うがいなどなど感染予防知識を持ち実践してもらいたい。

「感染予防」には神経質になって欲しいと思う。

痰がからみ、高熱、呼吸困難がどんなに苦しいか、想像して欲しい。

 

「手指の手洗い消毒をして、菌・ウイルスを運ばない様にする」。

家庭内、施設内、病院内、に持ち込まない。

特に外出して帰宅時には、注意である。

 

おっと母さんが「ゴホンゴホン」してる。

 

痰が絡んでるようで、咳が小さくて口内まで出ません。

喉に絡むと咳き込むし、息ができなく苦しいのだ。

(母は嚥下障害で唾液が気道に入り、痰が多く口に溜まってしまいます)

だから、

娘「母さん吸引器で引くよ」

吸引後は眉間に皺がなくなり、楽な証拠。

(話すことがなくなりました)

ポカーンと口を上げて

「スースー」とイイ息をして寝ている。

酸素飽和度SpO₂も99%

(90%以下は息苦しいかもしれません)

発語がないため気持ちがくみ取れなく、

吸引時はパルスオキシメーター測定で観察するのである。

娘「母さん、肺炎になるともっと苦しいから、

痰をまめに取っておこうね」

1日1回は「あー」って返事あるけれど、

今日は返事なしだわ

「母さん愛想なーし」

 

高齢者の風邪、インフルエンザは命に関わる

皆、安楽に生きたい。

全ての人に、

「感染予防の手技」を身につけて欲しいものだ。

 

(介護はつづく)

 

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