転院 | handmadeDONのバッドキアリ症候群のおはなし

handmadeDONのバッドキアリ症候群のおはなし

ハンドメイド大好きな3児の母です。
2014年7月に『バッドキアリ症候群』という病気と診断されました。
大好きなハンドメイドのブログとは別に、この珍しい病気について、少しでも誰かの参考になればと思い、書き始めました。

状態は大きな変化なく過ごしています。
でも世間は新型コロナウィルス感染拡大対策ですっかり様相は変わりました。
新型コロナウィルスが自分の病気に大きく影響するのかどうなのか、かかってみないとわからないです。もし致命的なものとなったらどうしようかと恐怖を感じていた時期もありました。感染者数の情報が毎日何度も報道されていると恐怖だったのに、報道が減るとなんだか麻痺してしまったのか、油断しています。

新型コロナウィルス対策として、これまで通院していた大学病院は「県外患者を受け入れない」ということにしたとのこと。元々状態が落ち着いていた私は地元の病院に転院するしかなくなりました。担当の総合内科の先生は40枚に及ぶまとめ資料にこれまでしてきた大量の検査データを事前に送ってくれていました。はっきり言って、バッドキアリ症候群は肝臓の病ではなく血流の病なのに、一般の病院では受け入れる科は肝臓内科になります。これまでは大学病院の総合内科だったので、研究目的というのもありますが、とにかく色々な可能性を考えて対策をしてくれました。でも肝臓内科となると全然違う対応のようです。症状があればその症状の治療を全力でしてくれますが、症状のない状態だと無関心。そんな印象でした。症状が出ないように、日々無理をしないように慎重に生活してきました。それは総合内科の先生のあらゆるアドバイスがあったからです。今後は症状が出ない限り、お薬をもらいに行くだけになりそうです。だから検診期間も3ヶ月あけました。
お薬にしても検査の有無にしても受診のタイミングにしても、全てこちらに「どうします?」って聞いてくるんです。症状が出るまでは自分の判断で検査や受診をして、これまでの総合内科の先生のアドバイスを思い出しながら生活していきます。近い病院に転院して周囲の人は「楽になって良かったね。」というかもしれません。でも私も旦那さんも不安でいっぱいです。
このまま、症状が出ないで過ごせますように。