2024年8月17日 新体操クラブ選手権観戦記:緊張と感動競技の発展

 

女子新体操について🎀

新体操って、ただのスポーツじゃないんです。実際に観戦してみて、私は「これは芸術だ!」と感じました。選手たちは、何時間も練習を積み重ね、その成果をわずか1分半に凝縮しているんです。その間、たった一つのミスが全てを左右する、まさに息をのむ瞬間の連続。これこそが女子新体操の真髄であり、その完成度の高さにただただ感動しました。

 

でも、その一方で感じたのは、採点の難しさです。素人目には美しさはわかっても、競技としての成果をどう評価するかは本当に難しい。フィギュアスケートなどの芸術性を問う競技と比較しても、新体操は審判の主観が大きく影響するため、国際舞台で成功するためには最新のトレンドをキャッチすることが重要だと感じました。男子新体操とは全く異なる競技であり、それぞれが独自の魅力を持っていることも再確認しました。

 

 

 

運営について🎤

新体操の試合を観に行くのは、思った以上にハードルが高いです。情報が少なく、特に今回、見たい選手の演技がいつ行われるのかを知るのが本当に難しかったです。SNSでも話題が少なく、スケジュールやカテゴリーが分からないまま、結局目的選手の演技を見逃してしまいました。チケットの購入も、当日券の情報も手に入りにくく、応援したくても応援できないというのが現実です。新体操に興味がある人がもっとアクセスしやすい環境づくりが急務だと強く感じました。

 

 

観客の様子について🏟

会場に足を踏み入れると、観客の多くが選手の保護者や関係者といった「内輪」の人たちで占められていました。これだけ美しい競技でありながら、大手スポンサーもついているのに、一般の観客が少ないのは本当にもったいないとおもいます!

もっと多くの人にこの感動を味わってもらうためには、競技団体が外に向けてアピールすることが必要です。もっと広くこの魅力を伝えることで、新体操ファンを増やし、競技の盛り上がりに繋げることができるはずです。

 

 

新体操の未来について走る人

新体操は、クラシック音楽やバイオリンの演奏と同じように、高度な芸術の一つです。これからも新体操を広めていくためには、フィギュアスケートのアイスショーのように、エンターテイメントとしても楽しめる収益モデルを構築することが必要です。少子化が進む日本で、競技者の減少や指導者の確保が難しい状況ですが、こうした取り組みがあれば、新体操の未来はもっと明るいものになるはずです。

 

   

 

この観戦を通じて感じたことを共有しました。新体操に関わるすべての方と一緒に、この素晴らしい競技を応援し続けたいと思います。今後の新体操の発展に期待しています!