我が愛車はカーナビが付いておらず、

スマホのアプリAndroid Autoを所謂ディスプレイオーディオに表示させる。

このAndroid Auto、時に国道ならぬ酷道をガイドする。

過去には、真っ直ぐ行けば簡単に行きつける場所なのに、

脱輪しそうな田圃の中の狭い道を迂回させられるし、

狭い上に道端には大きな岩が埋まっていて、

ホイールや車体下を擦りそうな山道を走らされるし、

全面的に頼ってはいけないということを思い知らされてきた。

しかし、最近はその悪癖が改善されたようで、さしたる問題も無く使えていた。

…のだが、今回は久しぶりに厳しい道をガイドされた。

遠目からしても、イヤな予感…

標識によると、通れる車は全幅1.7m以下、高さは2.1m以下。

高さは問題ないが、全幅が…

自分の車は全幅1.8m弱、ドアミラーを開いた状態だと2mを超える。

ムリっ!危険っ!

丁度、5ナンバーサイズの車が出てきた。この車の全幅は1.695m。

ドアミラーも畳んでいないし、むしろ道幅には余裕がありそう。

ということは、自分の車でも最悪、ドアミラーを畳めばナントカ抜けられる?

いやいや…擦ってからでは遅い!

しかも、このトンネル状の狭い空間を抜けたら即T字路になっており、

右左折いずれかを強いられ、その道も広いとは言い難い。

早々に諦めて引き返し、県道に戻ってみると…

ちゃんと立派な道を案内してくれるではないか。

カーナビは、最も近道とされるルートを選ぶのが常。

初めて通る道は、道路地図等で事前に出来るだけ情報収集おいた方が良い、

と改めて痛感した出来事だった。