北九州市立高校ダンス部 N9SD CREW

北九州市立高校ダンス部 N9SD CREW

北九州市立高校ダンス部N9SD CREW(North→北 9→九 States→州 D→Dance)は1999年5月に結成。ストリートダンスを主体に様々な大会に挑戦中です。活動を通じてダンス界の地位向上・発展に貢献したいと考えてます!

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2021年3月1日(月)、今年もダンス部21期生が無事に卒業。

 

さて、何を書こう…。

ここ何年もこのブログに卒業式の際に生徒たちにメッセージを残してきた。

しかし、今年は何と書けばいいのやら…。

最も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた学年。

例年なら、人生の本番はこれからだ!とか、高校生活で輝けたのは自分自身の力ではない!とかまだまだ勘違いするな的なメッセージを送ったことが多かった。

しかし、今年の生徒たちが完全燃焼しきれたのだろうか…。

そう思うと安易に言葉を掛けられない。。。

 

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの部活動の大会が中止となってしまった。

ダンス部でも同様に、多くの大会やイベントが中止やオンライン開催となった。

部活動ができない期間も長く、何を目指して部活動に励むのかわからなくなってしまい目標を見失ってしまったことと思う。

 


 

競泳の池江璃花子選手は、白血病と戦い、出場を楽しみにしていたオリンピックも延期される最悪な状況の中「どんなにつらくても、希望が遠くに輝いているからこそ前を向いて頑張れる。」というメッセージを伝えてくれた。

もしコロナ禍がなければ、生徒たちは何も考えることなく多くの大会やイベントに出演し、高校生活を謳歌していたことだろう。

しかし、この経験により日常がどれほど尊いものかが身に染みて理解できたはず。

日常のありがたさを身をもって学んだ生徒たちは、誰よりもそのことを次の世代に伝えることができる人材になれると信じるしかない。

 

 

唯一の希望の光として、引退公演だけはしてやりたいと思い何とか実施に漕ぎ着けることができた。

それが功を奏したのかはわからないが、21期生は誰一人辞めることなく引退公演を迎えてくれた。

コロナ禍でも、素晴らしい背中を後輩たちに見せてくれたと思う。

 

高校生活は終わるけど、みんなの人生は決して終わりではない。

まだはじまったばかり。

今後も光は何度でも降り注ぎ続ける。

21期生のみんながそれぞれの道で光輝くことを心から願っている。

そのことだけは忘れないように。

 

とりあえず卒業おめでとう!!

 

遅くなりましたが、12月23日(水)に実施した第18回ダンス部公演

『Bright Blood Boogie~光をもう一度』

を無事に終えることができました。

大変な時期の開催となりましたが、ご来場いただいた方々、ご協力いただいた全ての方々に深くお礼申し上げます。

また、リモートで出演いただいた熊本の鎮西高校の皆さんも本当にありがとうございました。

 

 

当日は、観客数を制限し、検温や手指・会場の消毒など万全の感染症対策を実施。

 

 

会場内での会話も極力控えていただくなど、ご来場の皆様には大変ご不便をお掛けしましたが、皆様の協力のおかげで2週間以上経過した今まで新型コロナウイルスへの感染報告はありません。

公演を開催するにあたり感染防止を一番に考えていたので、ここまで来ることができてとりあえず一安心しています。

 

コロナが収束するには時間がかかると予想される中、私たちはどのようにウイルスと共存するかを考えていかねばなりません。

全てを中止するのが一番安全で確実な方法ですが、生徒たちの成長の機会も失わないように考えなければなりません。

 

これからは、たとえ無症状の感染者がいたとしても、感染させ合わない感染症対策を練っていくことが必要だと思います。

 

まだまだ手探り状態ではありますが、これからも安全・安心できる環境づくりに配慮し、今後の活動を行っていきたいと思います。

 

またいつか、以前のような満員の会場で生徒たちを踊らせてやれる日が来ることを信じて。

1月5日(火)、今年も練習スタート!

 

恒例の金比羅山までのランニングからの初詣。

 

 

コロナがまだまだ猛威を振るっていて心配はありますが、できることを着実にやっていくしかありません。

 

今年もどうぞよろしくお願いします!!