おはようございます、渡辺です。

 


■さて、


前回は


「土の時代から風の時代へ」


ということを
お届けしました。

 

「拡大」を表す木星と
「制限」を表す土星が
同じ位置で重なる


「グレート・コンジャンクション(以下GC)」が、

12月22日に起こったのですが、


これまでの約240年間は
GCが「土のエレメント」を持つ星座で
起きていたのに対し、


今年からの約240年間は
GCが「風のエレメント」を持つ星座で
起こる、


というものです。

 

収入や財産、
手で触れて確認できるものや
ステータス、権力などに
象徴される


「地の時代」


から


知性と情報、
言語化などに象徴される


「風の時代」


に移行していく
ということなのですね。

 


■これだけでも
大きな変化なのですが、


今はさらに大きな変化が
その流れを後押ししている。

 

それが


「うお座の時代からみずがめ座の時代へ」


という変化です。

 


これを理解するには
まず地球の「歳差(さいさ)運動」
占星術で知られる「黄道十二星座」について
お伝えする必要があります。

 

が、


私はまったく門外漢なので、
外部サイトから引用します。

 

「うお座の時代からみずがめ座の時代へ」

を理解する上での
基礎知識になるので


少々長いですがお読みください。

 

 

■<歳差運動について、引用ここから>


夜空に見えている恒星のうち、


北極星は、時間がたっても季節が変わっても、
北の空のほぼ同じ位置にずっと見えているので、
北の方角を知るときの目安として
よく使われますよね。

 


しかし、


何千年後も現在の北極星が
このような目的に
使えるわけではありません。

 


地球の地軸(自転軸)は
地球の公転面に対して
垂直に立っているわけではなく、

約23.4度斜めに傾いています。

 


ちょうど地軸の北側が指している方向に
現在の北極星があるので、


地球が自転しても
北極星だけは
ほとんど動かないように見えています。

 


しかし、


地軸が指している方向は
ずっと同じではありません。

 

地軸は、


公転面に垂直な方向に対して
半径約23.4度の円を描くように移動し、


約26000年の周期で
一回りしています。

 

そのため、


その円周上付近にある恒星(例えば、こと座のベガ)が、
将来の“北極星”となるわけです。

 

このような地球の運動を
「歳差(さいさ)」運動と言います。

 

この動きは、
コマを回したときに、
コマの心棒が一定の傾きを保ったまま、
ゆっくりとその頭を回していく動きと
似ていますね。

 


地球が歳差運動をするのは、
太陽や月、惑星の引力によって、
傾いている地球の地軸を
引き起こそうとする力が働くためです。

https://www.nao.ac.jp/faq/a1007.html


(引用:国立天文台ウェブサイト)

 


■<黄道十二星座について、引用ここから>


地球は太陽の周りを公転しているため、
地球から見た太陽の方向は
毎日変わっていきます。

 


地球から見た太陽の方向を天球上に印を付け、


それを1年分つないでできる天球上の円を
「黄道」と呼び、


天球上の太陽の見かけの通り道を
表します。

 

この黄道上には、

みずがめ座、うお座、おひつじ座、
おうし座、ふたご座、かに座、
しし座、おとめ座、てんびん座、
さそり座、いて座、やぎ座の


12個の星座が並んでいて、


これらの星座を「黄道十二星座」と
呼んでいます。

 


実際には、へびつかい座の一部も
黄道にかぶっていますが、
黄道十二星座には含まれません。

 

星占いで使われる星座は
「黄道十二宮」と呼ばれ、


黄道上を12等分していますが、


基本的に黄道十二星座と
同じ星座になっているので
おなじみの星座ですね。


https://www.study-style.com/seiza/12ecliptical.html

(引用;スタディスタイル自然科学館)

 

 

 

■「歳差運動」と
「黄道十二星座」については
なんとなくでも
お分かり頂けましたでしょうか。

 

さて、これを前提知識として


「うお座の時代からみずがめ座の時代へ」


について
説明していきます。

 

 

■占星術では
どうやら「春分点」というのが
大切なようで、


先ほどの「黄道十二星座」との関連で、


「春分の日に太陽の方角にある星座」
キーポイントになるそうなのです。

 

黄道十二宮は
地球を中心にして
各30度ずつあり、


12宮で一周しています。
(30度×12宮=360度)

 

さて、この


「春分の日に太陽の方角にある星座」が、


歳差運動によって変わっていくのですね。

 

歳差運動は約26,000年の周期。
その周期で
春分点が12宮を回っていく。


そうすると、
1つの宮を
26,000年÷12宮=2,166年で
通過していくのです。

 

この、


「春分の日に太陽の方角にある星座」の性格が
その時代の地球の性格を表していて、

 

それが


これまでの「うお座」から
「みずがめ座」に
移っている、


ということなのです。

 

■ざっくり約2000年の周期なので
いきなりガラッと変わるわけではなく、


数十年間の移行期があって
徐々に変わっていくのですが、

 

だいたい西暦2000年頃を前後に
みずがめ座に移ってきていると
言われており、

 

これから数年間で
完全にみずがめ座に
移行すると言われています。

 


■これまでの約2000年間は
春分点がうお座にある
「うお座の時代」。

 

この時代を一言で言うと


「支配の時代」だったということです。


宗教による支配、
王侯貴族による支配、
覇権国による支配、
大企業による支配、
国際金融資本による支配


そして、


支配する側が支配しやすい構造としての


ピラミッド型社会。

 

社会の下層(つまり私たち庶民)から
富を吸い上げ、
ピラミッドの上層部に
集中する仕組みが
築かれていたのです。

 


■一方で、


これからの約2000年は
春分点がみずがめ座にある
「みずがめ座の時代」。

 

この時代を一言で言うと、


「解放の時代」。


うお座の時代には
物質に従属するものと
考えられていた
精神や霊というものが、


むしろ重要視され、


物質と精神が等しく評価され、
その融合の中に
新しい生活の価値観が
出てくる時代
であると
言われています。

 

ルールが規定されているのではなく、
自由に、主体的に
個々の存在が動く中で
調和の取れた世界になる。

 

「愛と調和の世界」という人も
多いですし、


この時代を「ミロクの世」
いう人もいます。


クリスチャンであれば
「神の国の到来」のことを
言っているのかもしれません。

 


■2000年を前後に
社会が大きく
変わってきたということは
あなたも感じると
思います。

 

インターネットと
それに続く携帯・スマホの
爆発的な普及。

 

小さな起業や複業の
活性化。

 

NPO法に見られる
「地域コミュニティ」の復権。

 

良くも悪くも
「スピリチュアル」的な
情報の増大。

 

これらの
ここ十数年で起きている出来事は、

 

みずがめ座の時代への移行を
まさに反映していると
言えるでしょう。

 

 

■過去2000年ほど
世界を性格付けていた
「支配のうお座」から、


これからの2000年ほどの
特徴である「解放のみずがめ座」への
転換期と、

 

前回紹介した
「地の時代から風の時代」への転換期とが
ちょうど重なって起きているのが


「今」


なのです。

 


■こうした流れの中で、


今年は、


2020年前半以上の激動が訪れる
という人も少なくありません。


「コロナ騒ぎは予行練習」


という人も。

 


これまでの「うお座」や「地のエレメント」を
象徴していた力も


「はい、そうですか」


と簡単に身を引くわけではなく、

 

むしろますますその力を強めようと
必死になり、

 

時代と時代とがせめぎ合う、


そんな状況になるかもしれません。

 


■だからこそ、


何度も何度も言うのですが


「自分の軸を持って、
自分自身の人生を
主体的に生き切る」


という意識が
本当に大切な時代になるのです。

 


どんな荒波が来ても
乗り越えることができるように。

 

 

目の前に迫っている
「風の時代」「みずがめ座の時代」で
どのように生きていくか。

 

そのイメージを明確にして、


心を穏やかに、


何が起きても動ぜず、


「大丈夫、世界も自分も良い方向に向かっている」


という確信を持って、
これからの時期を
過ごしてください。

 

心が大きく揺さぶられるような
出来事が起きても、

 

「これが、変革のサインだ」と思っていれば
心の持ち方がまったく変わります。

 

しっかりと備えた上で、
明るく前向きに常にご機嫌さんで。

 

そうすれば
大難を小難に、小難を無難に変え、


風の時代に
最高のスタートを切れるでしょう。