初診料270点(2700円)
保険を使えば3割負担という考えもあるかもしれないが、
保険を使うための、国民健康保険を毎年支払っている。
その金額の算出は複雑怪奇で、国民の目をくらましている感も否めない。
ある夫婦の収入が460万円の場合、
国民健康保険は35万円になる。
しかし、昨今の病院では十分な医療が受けられているのだろうか?
何十分も待たされて、診察は5分で終わるというのは珍しくない。
効率化のためだろうか、レントゲン、MRIをとりあえず撮ってから。
レントゲンは1枚1000円、MRIはもっと高い。患者の懐事情はおかまいなし。
特に、昼前に病院のいったときの、『早く終わらせてしまおう』のオーラはひどい。
彼ら医師だって、少なくとも学生のころは医療に対して熱い情熱を抱いていたはずだ。
患者の数に対して、医師の数が少ないのも現状であろう。しかし、これでいいのだろうか?
医師は患者を診るより、まず患者が記入した問診票を診る。もうその時点で、ある程度の答えがでているのであろう。患者に対して、高圧的に答えを押し付けてくる。
病院は、効率的に患者をまわすことが大事なのか?効率的に患者を診断することが大事なのか?
医療が大事なのか。ビジネスが大事なのか。
ひとつ提案として、初診の患者は、より注意深く診てはどうだろうか。
初診料2700円もとっている。
この患者の病状は何なのか?原因は何なのか?何が不安なのか?
この症状は軽いものなのか?何か見えないところに爆弾が潜んではいないか?
初診と、それ以降にある程度の格差はあってしかるべきだと思う。
自分にできることは、このことを医学科の知り合いに聞いてみるくらいだが。