今、我が家の子供(3歳のマリア)は夏休み中です。


4月から幼稚園に入園し、初めての夏休みです。


夏休みの宿題はありませんが、日課があり、天気予報、早寝、早起き、家のお手伝いをシールで表現します。


先日、外食から帰ってきたとき、娘は眠たかったのか、横になってしまいました。


嫁さんが「今日は、お手伝いしないの?」と聞くと、


娘は「しない!」と言います。


嫁さんは怒って「お手伝いしないとシール貼らないからね!」と言うと、娘は、それで良いと言います。



そこで、私はシールを貼った紙を取り出し


「マリちゃん!ここまでシールが全部貼ってあるよ」


「全部、シールが貼ってあったら、気持ちいいよー・・・」


「先生もお友達も、みんな凄いなーってきっと言うんじゃない?」


「ほら、全部シールで一杯になったら、シールがいっぱいでピカピカ光って、良かったなーと思うんじゃない?」



と言うと、むくむくと起き出し、


「お手伝いやる!」


と言いました。



これは、ミルトン・エリクソンがよく利用した「asifフレーム」ですね。



よく、プレゼンテーションで活用されていますが、イメージを拡大し、膨らませることで、感情を誘発し、その結果行動に結び付けることが可能です。



刺激 → 反応 → 結果


言葉 → 情動 → 行動



言葉の使い方は、人の心を動かし、行動に結び付けます。



以前、小泉劇場と揶揄された小泉純一郎が、この手の演説に長けていました。


聞く者を魅了する話術は、実は、心理的な法則に従っているものなのです。


自分のスタイルで、相手を魅了することができれば、貴方の願望も自ずと叶う様な気がしませんか?



人は、常に幻想(空)の中に座している。


であれば、自分自身で幻想を作り上げ、己を変える切っ掛けを作る。



それには、自分自身に対して、「asifフレーム」を利用し変化を感じてみては如何でしょうか?