最近、考えていたことは、サイコセラピーと自己啓発との違いです。


同じ様に人の意識や心の部分を扱います。


人の意識や心を扱うという捉え方から考えると、哲学や禅、宗教なども元は、同じものでもある訳です。


それぞれが、同じような部分をもっていますが、明確な違いは何だろうと考えていました。



ピタゴラスは、万物に存在する定理を探し出しますが、背景にあるものは宗教であり哲学です。



西洋は、自然をコントロールし、支配するという価値観が根底に存在します。


戦略、戦術という言葉が、欧米では当然のように出てきます。


調和というよりは、コントロールする。


コントロールと言えば、聞こえは悪いですが、原子力によって、潤沢な電力が賄えるのも、車に乗れるのもこのコントロールの力です。


コントロールすることで、メリットとデメリットが生まれます。




そういった価値観が、絶対的な神や超越した神のような存在を明確にしているようにも思えます。


私たち日本人は、絶対的な神というよりは、万物に神が宿るというように、生きとし生けるものには、生命という神が宿り、動かぬ石でさえ、ある時は神と呼び、万物に意味を見出そうとします。


このような文化は、西洋と東洋では、未だ感覚的に理解することは難しいようです。


欧米から入ってきた哲学や心理学は、日本人の感覚とは異なる文化より派生してきたと言えます。



東洋と西洋。


日本人の特筆すべき特長は、仏教や儒教など、東洋の思想も受け容れ、文明開化に象徴されるように、西洋の文化をも受け容れる力ではないでしょうか。



良いものや役立つものを取り入れ、まずは、遣ってみる!



そんなDNAが私達の中には存在します。



話を元に戻します。




サイコセラピーや自己啓発を追い求めていくと、同じ点に辿り着きます。


そして、本質的な解決方法を持っているセラピスト達(講義の意味で)は、どんなものでも対応します。



中国では、気功のある一面だけを取り上げるのではなく、本質について、研究した人たちは、結局のところ同じ点をいわんとします。



ただし、その手法が異なるだけだと気がつきました。



数ヶ月前までは、脳の3つのパーツについて、研究をしていました。


脳幹(感覚)、大脳辺縁系(感情)、大脳新皮質(思考)。



それでは、足りなく、4つのパーツに分けて初めて、説明が矛盾なく行えます。


個人的には、最近、多くの事実が分かってきた小脳も区別する必要があるかもしれません。



大脳新皮質の右脳と左脳を明確に分け、4つの脳の機能と関係性を見ることで、多くのセラピーや気功などのエクササイズが何をしようとしているかが理解できるようになります。



脳の4つのパーツは、それぞれがセラピーの入り口として、機能させることが可能です。

例えば、感覚、感情、イメージ、言語という4つから、適切な誘導を行う能力があるセラピストや師、カウンセラーであれば、問題解決の糸口を見つけることができます。



ある気功の本では、「精、気、神」という言葉が、下丹田、中丹田、上丹田に対応します。


それは、結局のところ、脳の仕組みを体の分布に置き換えたに過ぎません。



ソリューションと言う問題解決の方法が、表層意識から入るのか、肉体という感覚から入るかの違いです。



詳細な話をすれば、異論を唱える人も居るとは思いますが、単純明快にしていくことで、全体が理解しやすくなります。



何れにしても、セラピーでいうブロックは、気功では邪気として扱われます。


一部のセラピーでは、気功で用いる邪気を払う技術を利用しているものも存在します。



インナーチャイルド療法は、何を示しているのか?そんなことも、本質を追い求めれば自ずと答えが見えてきます。




以前、カール・ロジャーズの本を何冊か読んだとき、ロジャーズが晩年、トランスパーソナル心理学に理解を示すなど、単なる心理技法に収まるのではなく、自分の本質を求めていけば行くほど、新たな視点を持つに至ったことが伺えました。



良いカウンセリングがあるとすれば、それは心理セラピーでもなく、自己啓発でもなく、今ある、自分の望みを叶えるものでは?と想い始めました。



全てには、目的が存在する!



たとえ病であろうと、その病の本当の声を捉えることができれば、解決方法は存在する!


我々の思考は多元的です。



思考とは?


意識とは?



1年前の私は、全てをひとくくりにしていました。


私達は、如何に生き、何処へ行こうとしているのか?



そんな目的も、思考と意識の仕組みから見出すことができます。



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