デニス・ロッドマンはパイロットだった父親から見捨てられ、シングルマザーの家庭で育ちます！デニス・ロッドマンには、姉がおり、そのお姉さんがバスケが上手で有名校で活躍するほどで、お母さんから姉と比べられ家庭に自分の居場所がないデニス・ロッドマン、ここからホームレス生活がはじまります！
まだこの頃はデニス・ロッドマンは身長が低くバスケも真剣に取り組んでおらず…公園や友人の家で生活します！
ある日、空港の清掃員として、働き、勤務後空港のお店から時計を50個盗んで、捕まります！ちなみその盗んだ時計は、地元のホームレスに全てプレゼントしており、それを知ったホームレスは時計を戻しにきます！ロッドマンは、お金がほしくて、時計を盗んだのではなく、愛が欲しくて時計を盗んだのです！
刑務所での生活で、２度とここには戻ってこないと誓い、刑務所を出てからはお姉さんの力を借りて大学に進学します！この時に身長が伸び2mになったと言われています！
大学で、活躍して、ピストンズからドラフトされ入団します！当時のピストンズはアイザイア・トーマス等がおり、勝つためなら何でもすると言う戦術で、荒々しいディフェンスで有名です！当時まだまだ心の優しいデニス・ロッドマンはここで世界を敵に回しても勝つという精神力がついたのかもしれません！
バットボーイズ、ピストンズはNBAファンから嫌われ、NBAファイル、レイカーズ相手に戦うのですが…レイカーズよりのレフェリー、アウェーな会場でマジック・ジョンソン率いるレイカーズに負けてしまいます！
その後、ピストンズの監督は解任され、デニス・ロッドマンが信頼する監督、選手がいなくなり自身もスパーズ移籍してしまいます！
信頼していた、監督、選手がいなくなり車の中でライフルを持って自殺しようとしますが、なんとかとどまり、弱い自分とは別れ、今までの自分を殺して、自分らしく生きることを決意します！髪もそめ、タトゥーも入れて…
当時これ以上タトゥーを入れたら試合に出さないと言われて、それに腹をたて、その日のうちにタトゥーを入れてしまうデニス・ロッドマン、この頃から問題児、トラブルメーカーと言われるようになります！
しかし、彼は髪も染め、当時まだHIVに対して偏見があったなか、リボンのマークに染めて試合に出場し、NBA選手として、初めてHIV患者に対して支援する姿勢をした選手であり、NBAも認めざるえませんでした！当時NBAは、子ども達の見本となるような…という暗黙のルールがまかり通っており(今でもありますが)その中でアイデンティティーを主張したデニス・ロッドマン！今では、自己主張するのが当然、その礎を作ったのは、デニス・ロッドマンなんですね！特にスパーズは、規律を重んじる球団でデニス・ロッドマンはどんどん孤立化し、スパーズはトレード先を探していました！
そこで、当時マイケルジョーダン率いるシカゴ・ブルズにトレードされます！当時のシカゴ・ブルズはマイケルジョーダンとピッペンがおりマイケルジョーダンとピッペンでたくさんの得点をとってました！
当時の監督フィルジャクソンはマイケルジョーダンがよりたくさん得点できるようにとトライアングルオフェンスという作戦を組んでました！マイケルジョーダンの逆側に選手を送りマイケルジョーダンのところにスペースを作るトライアングルオフェンス、でも当時のシカゴ・ブルズはインサイドが弱く、デフェンスも弱い状況でした！そこであのバットボーイズピストンズのデニス・ロッドマンなら、リバウンド、荒々しいデフェンスなら…とフィルジャクソン監督はデニス・ロッドマンをシカゴ・ブルズに招きます！そこから、シカゴ・ブルズはNBA３連覇し、デニス・ロッドマンも爆発的な人気を得ます！
デニス・ロッドマンは、２mとNBAのなかでは大きい方ではありません！当時のセンターはシャックこと、シャッキーオニール等の大型センターがたくさんおり皆、２m１０センチの選手からリバウンドを奪うのです！
また細身のデニス・ロッドマン、パワーでもシャックに負けません！インサイドも強くなったシカゴ・ブルズ、本当に強かったです！
デニス・ロッドマンはNBAに入り、ガンガン得点を重ねるマイケルジョーダンや芸術的なパスを出すマジック・ジョンソンをみて、叶わないことを悟り、皆が嫌がるデフェンスやリバウンドで勝利に貢献すると決意する！もともとホームレスに時計をプレゼントするために盗みを始めるデニス・ロッドマン、家庭では居場所がなく愛が欲しくて、自分のことより相手のことを考えてしまうデニス・ロッドマン、自殺から自分らしさを見いだしたデニス・ロッドマン、
こんなデニス・ロッドマンを嫌いになれるわけがありません！
デニス・ロッドマンが愛される理由は
デニス・ロッドマン自身が愛を与える人だからなんですね！？
デニス・ロッドマン最高です！