僕は日野自動車の株を持っていて、現在かなりの含み損をしています。
小遣いでどうこう、という額ではないので、含み損の額を見るとガッカリします。
もっとも、株は博打。
最初から博打としてやってますので、全部飛ばしたとしても、あきらめはついてますが。
それでもまあ、少しでも損が少なければ、それはありがたいと思います。
日野自動車の先行きはとても怪しく、最悪の事態になる可能性もあるようです。
そんな中で2tデュトロの改良新発売がありました。
ただ、今回の本題はそこではありません。
デュトロの改良事項の中に、「デイタイムランニングライトを全車標準装備」とあります。
そして、デイタイムランニングライトの説明で「※昼間走行時に点灯することで、周囲からの視認性を高め、事故防止に貢献する」とあるんです。
僕はこの発想が嫌いです。
「周囲からの視認性を高め、事故防止に貢献する」というのは、相手に気づかせる、こちらを意識させるということです。
この一見正論っぽい理屈。
あれと一緒です。
珍走団。
うるさいオートバイや車。
こういう人たちは、とにかく自分の存在を主張し、相手に意識させようとします。
特にオートバイのマフラーをやかましいものに変えたがる人たちがよく言うことがあります。
「ノーマルマフラーに比べて、これ(音の大きいマフラー)は他の人に気づいてもらえて安全だ」
馬鹿です。
ただ、自動車メーカーがやたらと音や光を出す装備を付けるのも、これと変わらない気がするんです。
僕は国産オートマチック車がバックの時に出すピーピー音が大嫌い。
トラックなどが右左折するときに「右(左)に曲がります、ご注意下さい」と言うのもや鎌くて大嫌い。
ホンダのオートバイは、凶悪な顔つきにすることで他者に気づかせ、注意させることで安全性を高める発想だそうですが、こういう発想がとても嫌。
相手に気づかせてという一見正論で、実はエゴや自己満足な発想、僕は大嫌いです。
僕にとって、光はまぶしいし、音はうるさいし、嫌なエネルギーには体が反応するんです。
それは視覚・聴覚・それ以外の感覚が鋭敏らしい、発達障害持ちである僕特有のものかもしれません。
今回はたまたま日野自動車の例をあげましたが、日本にはこうした正論で自分のエゴや自己満足、責任回避を隠すという発想が蔓延しているように思えます。
ほとんどの人にとっては、そうしたものは何ともないものなのかもしれません。
でも僕にとってはすべてが不快な刺激に感じるんです。
僕にとって、ですが、いやな社会です。