日本の捕鯨に関わるyoutubeを見ました。
そのコメント欄に「我が代表堂々退場す」とありました。
1933年(昭和8年)2月24日に開かれた国連総会で日本の主張が認められず、当時の全権大使であった松岡洋右が総会会場を退席、日本は国際連盟を脱退したことを報じた東京朝日新聞の有名な小見出しの一文です。
松岡洋右か。
僕は松岡洋右という人間を評価していません。
英語には堪能であるが、ただそれだけの人。
いや、ただそれだけ、ではありません。
本人がどこまで意識していたかはわかりませんが、実質的に米国の手先となっていたと思います。
外国に行った日本人に、本当によくあることです。
「GHQにとって不都合だったため焚書となった」という宣伝文句の松岡洋右 著「興亜の大業」(1941・昭和16)」も読みました。
ここで書かれていることは、日本人を焚きつけて戦争に向かわせること、中国に対しての敵対心を融和させること、満鉄の中にいる自分自身の自画自賛に過ぎません。
日本人を破滅へ向かわせる為に書かれた手引書のようなものでした。
アマゾンの評価欄では5点満点中4.4点が付けられていますが、この本の何がそんな以降評価なのかと思います。
そんなクソのような松岡洋右ですが、wikipediaの中に、以下のような発言を見つけました。(以下wikipedia松岡洋右から転載)。
終戦を迎えたある日、松岡のもとに出入りしていた新聞記者が、アメリカ人はどういう人間か聞くと以下のように述べた。
「野中に一本道があるとする。人一人、やっと通れる細い道だ。君がこっちから歩いて行くと、アメリカ人が向こうから歩いてくる。野原の真ん中で、君達は鉢合わせだ。こっちも退かない。むこうも退かない。そうやってしばらく、互いに睨み逢っているうちに、しびれを切らしたアメリカ人は、拳骨を固めてポカンときみの横っつらを殴ってくるよ。さあ、そのとき、ハッと思って頭を下げて横に退いて相手を通して見給え。この次からは、そんな道で出会えば、彼は必ずものもいわずに殴ってくる。それが一番効果的な解決手段だと思う訳だ。しかし、その一回目に、君がヘコタレないで、何くそッと相手を殴り返してやるのだ。するとアメリカ人はビックリして君を見直すんだ。コイツは、ちょっとやれる奴だ、という訳だな。そしてそれからは無二の親友になれるチャンスがでてくる。」
(転載ここまで)
コレはホントです。
日本人としては全く評価できない松岡洋右が言ったことであっても、この件については正しい認識だと思います。
アメリカ人に対しては、なめられたらアカンのです。
「無二の親友」のくだりはどうかとも思いますが。
僕もアメリカ人達と関わってきた中で「こいつは他の日本人とは違うぞ」と思われることが多々あったと思います。
僕はいつも下記のようなことを心がけてアメリカ人と接してきたことが多かったと思います。
・まずは笑顔で声をかける。
・相手を尊重する。
・ニコニコはするけど、ヘラヘラしない。
・困ったときには素直に困ったそぶりは見せても、おどおどはしない。
・良いこと、悪いこと、自分の意思は、とにかく伝える。
・友好的な意識は大切だが、へりくだりはしない。
・弱気にならない。
・嘘をつかない、ごまかさない、何事も正々堂々、正直に。
・しゃべりすぎない。
・僕は武士だ、武家の血筋だ、という気概を持つ。
もちろん、こうすれば万事うまくいく、というわけではありません。
でもアメリカ人達から「コイツは他の日本人とはちょっと違うな」と認められることは多かったと思います。
冒頭の捕鯨に関する動画にも関わることですが、これからの子供達には、外国人になめられない、バカにされない、堂々と自立した日本人になって欲しいものです。