自分は、夢の中で地元に帰っていた。
道端に飢えてガリガリになった子供がたくさん居た。
個人商店もスーパーも全部閉まっていた。
自分は食事を取ろうと定食屋に入った。
ご飯に、梅干し、味噌汁、それだけだった。
店主が言った。
「先払いで22万2千円。」
自分は支払えないので店を出た。
店を出た直後、ばったり男と出会った。
「美味そうな男だ。食わせろ!」
襲い掛かって来たので走って逃げた。
食人鬼と成り果てた連中がうようよ居た。
そして、逃げた先に、大きな倉庫があった。
米がたくさんあった。自分は奇妙に思った。
あるじゃないか? 食べ物、なんで?
倉庫番は言った。
「この米は輸出用だ。失せろ米泥棒!」
自国民が飢えてるのに、その食料を輸出して外貨を稼ぐ? 正気の沙汰とは思えない。
目の前が真っ暗になって、気が付いたら、自分の部屋に居た。
この夢は、実現して欲しくない。
だが、有り得ないとは言いきれない・・・