犯罪収益移転防止法 | おーじの道

犯罪収益移転防止法

※犯罪収益移転防止法とは?
金融機関等の本人確認、取引記録保存及び疑わしい取引の届出等の義務を定める、マネー・ローンダリング対策をする法律である。


私の実家は、今から20年近く前に建てられた家で、きれい好きな両親が住んでいるため、今でも十分きれいなのですが、やはり月日と共にいろいろと修理が必要になってくるわけ。

一番の問題は結露。
これは自分が住んでいるときから結構凄かったんだけれども、ここ数年は実家に帰るたびに結露でカビが生える家の壁紙を見て、そろそろリフォームだねぇ…なんて言っておりました。
そんな矢先、母が体調を崩してそれまで何十年もしていた仕事をやめざるを得ず、経済的にそれほど余裕がなくなっていたので、延び延びになっていました。

とはいえ、このままいつまでもこのままというのもあれなので、リフォームにかかる費用を貸してあげる(ここ重要、決してあげることはありません)ことをオファーし、承諾してもらいました。
そのとき、この犯罪収益移転防止法のからみで結構めんどくさく、振込先の銀行から父親宛に連絡が来て、何に使うのかとかどういう経緯でこの金が流れてきたのだとかかなり大変だったのです。

無事リフォームも終わりそれから数年、自分がずっと気になっていたのは家のローン。
ちょうどリフォームの際に家のローンの話になり、ちょっと書類を見せてもらうとこっちほど高くはないとは言え、利息を払っているこの状況に何とかならぬものかと思っておりました。
で今回、ローンを払えるだけの用意ができたので、父親に再度オファー。(もちろん、貸すのであってあげるのではありません)

やっぱり彼的にも今の支払はきつかったみたい(そりゃそうよね、ボーナスをもらってないのにボーナス払いとか組んでるのよ)で、それじゃということになりました。

で、数年前の面倒な経験を繰り返してはなるまいと、銀行側に先手を打つ。
こっちから振込手続きをする際に、父親に口座に入金されることを銀行に伝えるように依頼しておきました。どうやらきちんと彼は伝えてくれたものの、その際に銀行側から

「あら、仕事を定年退職されて退職金でも入るのですか?」

っていうか、そんなのあんたに関係ないし。
で、父親が息子から借りるということを伝えると、

「あら、息子さんはどういうお仕事をされているのですか?それは本当に息子さんなのですか?」

とまでいわれたらしい。
そしてこちら側で送金手続きが終わった後、恐らくこっちの銀行から向こうの銀行に送金連絡が入るであろうから、それも伝えておくように知らせ、まだいろいろいってくるのであればこっちに直接電話するようにといいました(すでにクレームモードの私)

案の定、また連絡したところ同じような話になったそうで父が銀行の人に自分宛に連絡するように伝えたものの、それはしない模様。

とりあえずは、期日までに入金が終わり支払いも終わったようですが、本当にいろんなことがやりづらくなってきている今日この頃でございます。