アカペラ落語と子どもたち、さいたま市文化センターにて大盛況。

この組み合わせは凄いです。客席も舞台も和やかな笑顔に包まれた会場、まさに調和・平和の「和」の世界。

落語がいいのは談慶師匠の御師匠、談志さんの言葉を借りると「人間の業の肯定」

元々怠け者で欲かきでおっちょこちょいな「与太郎」なところが憎めない魅力だったりするのに、「あれしちゃダメ」「こうしなきゃダメ」って狭い箱に押し込もうとするのが近代の学校だったり企業だったり色々だったりする。

知らず知らずのうちに敷かれたレールを走る超特急列車から振り落とされる不安にばかり気を取られていると、車窓の向こうの青空や海の輝きに気づかない。

もっとゆっくりでいいし、自分のペースで好きなところに行ったり、好きな人と過ごす時間を大切にしていいよ。

「人生は死ぬまでの暇つぶし」って詠み人知らずの言葉があります。僕は「人生を遊ぼう」って読み替えてる。

自由は誰か不自由につながるかもしれない危うい概念だけど、

例えば誰かの不自由に手を差し伸べたら、きっと心はあの車窓の向こうの青空を飛ぶトンビのような悠々とした気持ちになれるのではないかな。

そんなことを想起させてくれたのが、子どもたちの歌声だった。

とにかく!その瞬間を楽しんでるんだよ。
遊びの天才たち。
だからその歌声を聴いていてオトナは泣きそうになる。

みんな、誰もが、そんな時代を過ごしてきたはずで、きっと心のどこかに、そんな子どもの頃みたいな

「自分の命を精一杯いきる」

って魂が残ってるはずなんだ。

こういう青臭いって笑われそうなこと、最近書くの避けてたけど、、
今日は溢れちゃいました。

ありがとう。

またみなさんと声でつながれること楽しみにしています。

「こえつながりスペシャル  アカペラ落語と子どもたち」
2018年1月27日(土)
さいたま市文化センター

第一部
落語「あめふりくまのこ」立川談慶
童謡「あめふりくまのこ」INSPi
朗読劇「ふるやのもり」立川談慶と星の子合唱団
オリジナル童謡「ふるやのもり」星の子合唱団とINSPi

第二部
INSPiアカペラライブ
合唱曲「白菜ぎしぎし」星の子合唱団
アカペラ落語と子どもたち「れいぞうこのうた」

アンコール
「ありが十(とう)」

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