お盆ですね~
お休みの方もお仕事の方もファミリーの用事でお忙しい方も、ご機嫌いかが。

私はこの前のDaiSPi大阪公演で実家に泊まってたので、お盆ですが東京に居ります。

お盆の東京は人が少なくて快適ですね。いつもこれぐらいならもう少し住みやすいんどけど。

とはいえ経済規模が縮小したら私どものような仕事は成り立たないので矛盾したことを言ってます。

ただ、正直地方都市出身者としていつもいつもどこか無理して気を張って生きてる感は東京暮らし14年になっても拭えない。

まあ、そういう人多分多いだろね。

みんながんばって生きてる。お互いがんばってこうね。

前置き長くなりましたが、そんなことで昨日は横浜寿町フリーコンサートに行ってきた。

寿町とは東京山谷、大阪西成と並ぶ日本三大寄せ場。

寄せ場とは日雇い労働者が集まってその日の職を得たり、簡易宿泊所で生活したり、という地域です。

もっとも最近はそのようなシステムで労働者を現場に送ることが減ってるようで、引退したおじいちゃんが多く住む地域へと変化してきているようですが。

その横浜寿町で毎年お盆の祭りの一環でフリーコンサートを開催してます。

ひょんなことからネットでその存在をしり、ノコノコひとり参加したのが10年ほど前。

「満月の夕」で有名なソウルフラワーユニオンの別働バンド「ソウルフラワーモノノケサミット」のチンドン屋編成演奏に、地元のおじいちゃんや子ども、他所からやってきた音楽フェスファン、老いも若きも、富める者も持たない者も、アジア人も他の人も、雑多バラバラな人種が、職安広場のステージを中心に踊り唄い一つになる。

商業的なフェスも、僕は好きですが、寿町フリーコンサートにはここにしかない「音楽の原初」みたいな光景があって好きなんです。

今年は渚ようこさんの歌声と佇まいのかっちょ良さに惚れ惚れしたり、渋さ知らズの圧倒的大人の本気にノックアウトされてきました。

タイ人のお母さんが焼くタイ焼きそばが200円で美味かった。ビール飲みながらいい日を過ごしてました。

お盆。墓参り行く人、行けないけど心の中で手を合わせる人。原爆投下や終戦の日も前後にあり、僕らにとって命を考える時期でもあります。

ライブが好きな人なら、きっと分かってる。ライブ会場にいろんな犠牲を払ってでもいく理由。

生きている喜びを、知る場所。その幸運を感謝する場所。それをそこに集まった「仲間」と共有共感することで増幅させられる場所。

音楽が平和への道すがらにあるのはそういうことだと思ってます。


さて、8/18まで9月のINSPiワンマンの先行発売してます。詳しくは以下やオフィシャルサイトで。

一緒に命という祭りを味わい尽くそうぜ。


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9/20(日)に草月ホールで開催される「inspiritual voices Live Special」のローソンチケットプレリクエストを実施いたします!
一般発売前、最後の先行予約で是非ご利用ください。

<実施日程>
受付日程:8/13(木)13:00~8/18(火)23:59
入金・発券:8/21(金)~8/26(水)

<申込サイト>
http://l-tike.com/
※サイト内で「INSPi」で検索!

※プレリクエストでの指定席の販売はありません。
※2歳以下のお子様はご入場いただけません。