渋谷のパルコ劇場でやっている
立川志の輔さんの落語独演会を
北とラグフェアーようすけと三人で見てきた。
この新年公演の為につくった新作落語や
古典の大ネタ「柳田格之進」
途中で本物の狂言師が出てきて志の輔さんと劇中劇のように狂言を演じる「狂言長屋」
めちゃめちゃ良かった!
落語が最近好きでよく移動中やランニング中に聴いている。
いつもは音だけだったのが、実際目の前でやっているのを見ると
演じ分けるときに表情が変わっていくのにゾクッとするような感動があった。
落語に出てくる人物は聴いている僕らを笑わせてくれるような
どこか「ヘン」な人たちだ。
おっちょこちょいだったり、えらそうだったり、飲んべいだったり
小心者だったり、助平だったり、、、
でもどこか憎めない。
そして皆、お互い助け合って生きている。
舞台が貧乏な長屋でも、裕福な商家でも
みな、周りの人を気遣い、喧嘩しながらも、共に暮らしているのだ。
今を生きる僕らが、忘れてしまっているいろんなことを
落語の世界の人々は当たり前のようにやっている。
みなさんも落語ぜひ聴いてみて下さい。
僕のオススメは、笑える噺だと桂枝雀さんの「つぼ算」
胸にグッとくるのは桂米朝さんの「たちぎれ線香」
「社訓:落語は良い」