女子大学で開かれている、オノヨーコ展に行ってきました。

オノヨーコさんは、俺の敬愛するジョン・レノンが敬愛し尽くした女性



いろいろな参加型の展示がありました

その中で、もっとも感銘を受けたのが

Mend Piece」(破片の修繕)という展示











この作品は壊れたカップやポットを観客が修復し、それを展示するもの

壊れたカップやポットを修復する行為は、一度は失われた人間関係の再構築を意味する、との説明




テーブルの上で粉々に壊れたカップの破片を、ボンドやテープや糸でつなぎ合わせて行きます










無心で作業していると30分ほどでカップの元の形が見えてきます

もちろん元通りにコーヒーを入れたり出来るほどに修繕されるわけではありません

ふさがらない穴やひびは残ります

しかしそのカップは、なにか、もとのカップよりも

あたたかく、やさしく、私たちを見つめていてくれる







寒い空の下、修繕し終えたカップを眺めながら

そんな風に思っているとき、この社訓が生まれたのです。

「社訓:割れた茶碗は修繕すれば新しい何かに生まれ変わる」

世界が壊れていくのを、眺めているだけより、修繕してみよう

人とのつながりを感じてください。





※並んでるカップの真ん中に置いてあるのが、俺のカップです☆