私たちが見つけなければいけないのはスポットライトを浴びる場所ではなく、自分が役に立てる場所です。

「自分はどこで輝けるのか?」「自分は誰を照らすことができるのか?」を考え、あなたが役に立てるポジションを見つけられると人生は充実します。

誰かから浴びせられるスポットライトを待っている時間は人生にはありません。
あなたがスポットライトになるのです

もちろん、たった1人で太陽のように不特定多数を照らすのは無理があります。
私たちは、太陽のような絶対的スターである必要はないのです。

夜空を見上げてみましょう。
夜空を彩っているのは、無数の星々の輝きです。
1つ1つの輝きは、いつのものなのか、どこから来たのかはっきりしません。

でもきっと、どこかで誰かが一生懸命輝いた軌跡です。
誰かが大好きな人を必死に照らした証です。
そんな無数の輝きで彩られる星空を見られるなんて、最高の贅沢です。

一隅を照らす
私たちは、世界の片隅をそっと照らすだけではなまるです。
たった1人のために輝くだけではなまるなのです。

一隅を照らすためには、今できることをひたむきにやることです。
誰にでもできることを、誰に対してもやることです。
お腹が空いていて倒れそうな人がいたら、誰であってもメシを食わしてやれの精神です。

私たちは、井の中の蛙の胃の中の1人です。
イメージできますか?
他に広い世界なんてあることも知らずに井戸の中で生きる蛙に飲み込まれ、蛙の胃の中で暮らしているのが私たちです。
めちゃくちゃミクロです。
視野1°です。
残り359°の景色を見ていないのです。

私たちは本当に知らないことばかりで、できないことばかりです。
だからこそ、一隅を照らすことに一生を捧げるのです。

世界中の80億人の頂点に立つよりも、80億人いる中で出会ったたった1人のナンバー1になることのほうが、よっぽど価値があって難しいことなのだと気づけば、あなたは一隅を照らす人生にロマンを感じることでしょう。

大学講義8日目③限目より