皆さんはリレーで競り負けた相手に拍手を贈ることができますか?

全力で取り組んだからこそ悔しさもあると思いますが、物事は「終わらせ方」と「繋げ方」が重要なので、ぜひ拍手で締め括ることをお勧めします。

世の中には他人の活躍を自分のことのように喜んだり、他人の挑戦を自分のこと以上に応援したりできる人がいます。

私も見習いたいなと思って、負けたときこそ相手に盛大な拍手を贈るように心掛けています。

もう1つ心掛けていることは、自業自得で終わらせないことです。

「原因はあいつにある」「あいつが悪いから仕方ない」とジャッジしたり、論破したりするのが流行りのようですが、それってあなたのストレス解消ですよね?

他人のストレス解消に付き合う時間はないので、ジャッジや論破が趣味の人とはほどよい距離感を保ちましょう。
(アーロン・ジャッジと出くわした場合は私の分までサインを貰ってください)

これは私の感想なのですが、何でもかんでも自業自得で終わらせるなんて悲しいと思います。
だってだいたいのことは自業自得なんですもん。
それを言っちゃおしまいだよ〜というやつです。
悪いってわかっちゃいるけど〜というやつです。

相手がどうでもよい人であれば放っておきますが、何かの縁で近くにいる人であれば、相手のためになる言葉を絞り出してあげたいじゃないですか。
何かの縁だもの。

人間関係は難しくて疲れますが、あきらめてはいけないと思います。
相手を想うことをあきらめてはいけないと思うのです。

きっと自分にとって大切な人だから悩むのです。
その人のことが気になるから立ち止まってしまうのです。

想いが届くかはわかりませんが、人の夢も、人と人でしか育たないので、相手を想いながらお互いの夢を育てていく必要があります。

相手に拍手を贈りましょう。
相手のためになる言葉を絞り出しましょう。
それらが肥料となって、夢は芽生えると信じていきましょう。

大学講義6日目⑥限目より