大仁田伝説第11話 | 〔大仁田厚オフィシャルブログ「FIREブログ」by AmebaBlog〕

大仁田伝説第11話

大仁田伝説第11話

この写メなんだと思われても
最後まで読んだら解りますので
よろしくです…

国道34号線をひたすら福岡に

向かって歩いている


前の道を俺と同じようにリユックを

担いで歩いてる人がいるのだ

... 何気に早歩きになり

追いつき声をかけてみたのだ

すいません?どこまで行くんですか?

聞いてみると高校2年生

俺より兄さんなのだ春休みだから

高知県まで歩いて行くんだと

何気に親近感を抱いたのだ

二人でいろんなこと話しながら

歩いた。夢や身の上話しなど

二人で安いご飯やさんで夕食をとり…

話は尽きないから

割り勘で旅館に泊まることに

ラブホを知らない二人である

適当に安い旅館に入ったのだが

布団は一つしかないし

風呂にはピンクの灯り

そして枕元にあったゴムを

膨らませて水を入れて

掛け合い合戦…

いつの間にか二人とも疲れたのか

同じ布団で寝てしまったのだ…

翌朝!!二人で歩きながら


別れが迫っている

はっきり言って

俺は寂しさを感じたのだ

別れ際に兄さんが

日本一周終わったら高知に

遊びにおいでと紙に書いた

住所と電話番号をくれたのだ

いま思えば…兄さんは何してるのか!?

人間、出会いがあれば別れもある

人生はその連続かも

しれないなぁ…

続く。


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