まだ肌寒さが残る3月上旬。

今週の金曜日はまた冷える雪の結晶ようですね。

でも土日には暖かくなる様子。

寒さも後ちょっと。最後に風邪など引かぬよう十分お気をつけください。

今年はインフルエンザが流行りましたね。AもBも新型も。

大概AだったりBだったり、どちらかが流行るイメージでしたが・・・。

こんな年もあるんですねしょぼん


さて、久々に少しためになるお話。

矯正治療のタイミングについてです。

いつ診せに行ったらいいのか悩まれる方も多いと思います。

まず、以前に書いた予防矯正を希望されるのであればやはり6歳までに一度診てもらったほうがいいでしょう。

また、反対咬合の場合は早期治療としてムーシールドと言うものがあります。

これが早くて3歳くらいからで、予防矯正も早ければ3歳くらいから一応できます。

ただ、お口の中に装置を入れて、毎日着け外しをしないといけないので、ご本人が受け入れてくれるかがカギになります。

これら予防矯正やムーシールドは最も早い時期の治療で、比較的新しい治療法です。

次に前歯、奥歯の永久歯が生えたときがチェックや治療のタイミングになります。

前歯が反対咬合だったり、奥歯が噛んでいなかったりしていれば、I期治療というものをした方がいいということになります。

ただ、この時に軽度のでこぼこがあるだけの場合は様子見の事も多いですね。

予防矯正のところでは書いていませんでしたが、アゴにも自然の成長があります。

むやみに広げる必要はないことも・・・。

いわゆるブラケットによる全顎の治療は、11~12歳くらいが開始できる時期になります。

これは乳歯が永久歯に生え変わってしまう時期なんですが、場合によっては生え変わってしまう前に準備が必要な事もあるので、10歳くらいに一度チェックしてもらうのがいいでしょう。

ということで8歳、9歳というのは1番微妙な時期ということになります。

もちろん、治療開始することがないということはないですが、時に動かしたくても動かせないとか、今始めても永久歯が生えてくるのを装置をつけたまましばらく待たないといけない、ということになるので、当院では少し待ちましょう、とご説明します。

治療にはベストのタイミングと言うものがあります。

むし歯のリスク、治療の労力とその効果との兼ね合い、その後の成長の心配などを考慮し、早い方が良いのか、ちょっと待ったほうが良いのかをしっかり見極めることが大事なんです。

いずれにしても一度チェックを受けて良いタイミングを教えてもらいましょうニコニコ