静岡のYさんからの昭和10年前後の中津祇園の思い出です。
中津祇園の提灯で、米町は、九曜星でした。
船町は、船の字を捩って(ねじって)いました。(町紋と思います)




小若の提灯で、印象深いのは、京町です。子供用の弓張り提灯は、
紅提灯で、石灯籠の形をした「京」の文字を白抜きにした紅提灯でした。
今考えると、デザイン上の傑作の1つと思われます。

それに比べると、古博多町のは、やや、見劣りし、
当時、京町の紅提灯を羨ましく、思っていました。

公園地での廻し練りで、この子供用の紅提灯が、
祇園車を先導して、夜目にも、奇麗でした。

小学校低学年の時には、その弓張り提灯を持って、
「廻し練り」には参加できず、公園地の猿、鶴、孔雀、小鳥などの
ケージ前より、その古博多町の廻し練りを、眺めていました。
戻り車の日の夜、小学校低学年では、眠くなり、祖母とともに、
公園地より、途中退場です。

そういえば、以前母が戦争前、公園地の現在上祇園車がならぶ位置
小動物が飼われていたと言っていた事を思い出しました。
戦争が激しくなっていなくなったとか。

高校の同級生の女性から「一生祇園からはなれきれんね!!」褒められました。
年間を通じてブログで祇園をやっていたら・・・どう考えてもアホです。
少し期間ブログでは祇園から離れます
時が来れば、また、祇園です。