熱く「ザ・ショートカッツ・セブン終幕①」 | 生涯一少年の熱きロマンの日々

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初参戦のバンタムクラスステージ番外公演終幕しました❗

いきなり言っておこう❗
今年、客演した中で一番楽しい舞台になった❗
理由は

①舞台上に長く居られたから。



②お客様を楽しませる事が出来る作品だったから。



③物語に必要性の高い役だったから。



④汗だくで演じられたから。



何か小学生レベルの感想みたいだけど、元来、目立ちたがり屋で、人を笑わせる事の大好きな俺にとってはこの事が最高に幸せなのだ。

先ずはこの作品から裏話を含めた感想を述べよう。
再演となるのだが、作、演出細川氏から「この作品を夢麻呂さん是非やってもらいたくて」そう言われ出演を承諾した作品。

A-3「メキシカン・スタンドオフ」

出演 夢麻呂(バリー) 結束友哉(リンドン)

作、演出 細川博司



七つの作品の中で唯一特異な作品でした。

唯一、男二人だけの作品。





唯一、時間経過も場面転換の無い作品。



唯一、セットの無い作品。



男二人が銃を突きつけ合い、リアルタイムに突き進む役25分間の死闘。
因みにこの状態を「メキシカン・スタンドオフ」と言うそうです。





緊張感漂うシーンからスタートしたハードボイルドな作品。
しかし、ただ「オシッコ」を我慢してる男バリー(夢麻呂)と自分を撃って欲しいリンドン(結束友哉)との駆け引きはまさに死闘だった。







リンドンから教えてもらった「尿意」を抑えるツボ「アゴの真ん中を指で押さえる」方法でバリーは何とか我慢するものの、すぐにまた「尿意」が復活みたいな、やがてリンドンも「尿意」をもよおし、二人してアゴを指で押さえつつも、銃は突きつけ合うという、コメディへと変化していく。
演出の細川氏から言われた条件は二つ。
「絶対に銃を下ろさない事」
「相手から目を離さない事」
本番中に共演者だけを見る芝居なんて初めてだった。
しかしそれが集中力と緊張感を生み出し、お客様に爆笑という最高の宝物を届ける事が出来た要因である事は間違いない。
台詞だけでなく、リアクションで笑いを取らなくてはならない、これぞ夢麻呂の真骨頂作品。
稽古初日から汗だく。毎回汗だく。本番に入ってからも汗だく。
毎回、全力で1500メートルを二人で走った作品。
まさにハードボイルだった。
この高揚感、達成感は俺達二人にしかわからない。





因みにこの作品が3作品のラストに上演される事になったのは、観てるお客様が物語に影響されて「尿意」をもよおす可能性があるから(笑)
1番手だったらその後大変な事になるかもだからです(笑)

そうそう、アゴの真ん中を指で押さえる秘技は、本当に効くそうです。

ピンチになったら、思い出して試してみてください(笑)

そして銃を小道具で使用した作品で唯一、撃たなかった作品でもありました。
オシャレだよね~。

ご観劇くださった皆様、本当にありがとうございました❗



次回は伝説の作品となったホラーコメディ

『ホーンテッド・ガール』





お楽しみに❗