こんばんはニコニコ

心が荒み(すさみ)、いつもプンプン怒り、業にまみれた8月。


そんな8月のある日の話です。

私は、あるお店のランチが大好きで、毎日食べたいくらい好きなんです。

転勤前の支店から歩いて行ける場所にあったので、週一はその店のランチを食べていました。

転勤してからも、毎日食べたいと思ってしまうくらい大好きなランチ。

離れてしまうとなかなか行けません。

毎年8月に人間ドックを受けている私。

人間ドックの帰りに、その店のランチを食べに行くことにしました。

いつも通り行くと、見たことのないくらいの行列が…。
猛暑の中、並んで待ちます。

「人気のお店だけど、ここまでの行列は初めて…。しかも、回転めっちゃ遅くないか?」

と、暑さの余り不機嫌になってくる私。
毎日プンプン怒っていた8月なので、怒りの沸点が低いのかもしれません…。

でも、全然動かない行列。
周りを見渡すと、お一人様は私だけ。

この店、お昼は基本1人客か2人客。
なのに、その日は4、5人のグループばかり。

え?こんなんだったっけ?

周りの人の話をきいていたら、
とあるアプリゲームの話ばかり。

何?何?
アプリゲームのイベント会場になってる?

何故!?

年代は20代もいますが、ほとんど30代後半から50代。

いや、私、この店のランチが食べたいだけなんやけど。

どうも、お店が某アプリゲームのスポットになっているらしく、食べながら、ゲームもしているらしい。

そりゃ回転悪いわ。

なんて日に来てしまったんだ…。

でも、今日を逃したら、次いつ食べに来れるかわからない。
そもそも、私こそ、純粋にこの店のランチが食べたいんやから、帰るもんか!!

暑さも相まって、黙っているけど、私は不機嫌MAX。

そんな中、ある男性グループの1人が

「この店で並んでるの、皆、●●(アプリゲームの名前)好きの奴らばっかじゃね?」

と、結構な声で言い出したので

「違う!!」

と、思いっきりでかい声で返事しそうになりました。

やっとのことでお店に入った後も、
本当に機嫌が収まらず、
バイトの女性に
「私、アプリゲームとは関係ありません。食べに来ただけなんです。」
と、聞かれていないのに、わざわざ言ってしまいました。

アルバイトの女性は
「すみません。店長が某アプリゲームが好きで、それがご縁でスポットになっているらしいのです。私もアプリゲームのことはよくわからなくて…」
と、謝らせてしまいました。

私もオタクですし、
何かに夢中になるのは素敵だと思います。
ただ、純粋に食べに来ている人がいることを、そこは分かって欲しかったのです。

でも。アルバイトの女性の方、八つ当たりしてごめんね。

言わなかったら良かったな…。
皆さん楽しくゲームしながら、某アプリゲーム談義に花を咲かせておられて、楽しそうなんです。
皆さんに悪気はないのです。

我に帰り、
プンプン怒っていると、こんな日にわざわざ来てしまうんだな。
自分が不機嫌になる素を引き寄せてしまうんだな、と反省しました。

やたらプンプン怒るのはよくないですね。

という話でした。

それでは、皆さんおやすみなさい~ニコニコ


紫芋を焼きました。

バターとお塩であっさりと