この映画は、アン•リー監督の作品です。
この監督は自然を撮るのが本当にうまい。
とても綺麗な風景が広がります。
ゲイ映画として有名になったこの映画ですが、どんなロマンス映画よりも切ない。
主演を演じるのは、ダークナイトのジョーカー役で話題になった、今は亡きヒース•レジャー。
おそらく、ジョーカーのヒース•レジャーしか知らない人はこの映画でかなり衝撃を受けるでしょう。とてつもなく繊細な演技と切ない表情で見事にイニスの役を演じています。ジョーカーとは正反対の演技です。この演技を観るだけでもこの映画を観る価値は十二分にあります。
おなじく、主演(助演)のジェイク•ギレンホール。(ジェイク•ジレンホール)
ジェイク•ジレンホールは、毎度様々な役を見事に演じ分けています。それが、この映画でも十分に感じられます。
本当に色いろな表情ができる俳優だとおもいます。 コミカルでキュートな笑顔から、真剣な力強い眼差し、眉毛をうまく使った切ない表情。 見ていて飽きない演技です。
「保守的なアメリカの西部で、20年以上にも渡って男同士の愛を貫いた2人の“普遍の愛”を描く人間ドラマ」
「1963年の夏。ワイオミング州のブロークバック・マウンテンでイニス(ヒース・レジャー)は羊番の仕事を始める。たまたま一緒に組んで仕事をしていたジャック(ジェイク・ギレンホール)との間に友情が芽生えるが……。」
保守的な西部だから起こりうるストーリーなのです。これが、ゲイに寛容なニューヨークが舞台になると一気にストーリーは変わるでしょう。
昔の西部では、ゲイに対してかなりひどい差別をしていたようです。
ゲイは殺されて当然の世界。
それが、今の西部でも未だに根強く残っているようです。
そんな西部で、たまたま惹かれあってしまった2人。
当時は、ゲイへの差別が激しいこともあり、日々葛藤の中で生きていく。
どうすることもできない今の日常。
イニスは幼いころにゲイが殺されている現場を見てしまったこともあり、自分の気持ちに素直になれずにいる。
ジャックはイニスを愛する自分の気持ちに素直である。
そんな二人のすれ違いが、悲しい結末へと導かれることになってしまうのです。
*この映画は実際に観て欲しい映画なのでネタバレはしない程度にしておきます。
このあと、2人は実際に結婚しましたね。
イニスとジャックのキスを目撃したときのミッシェル•ウィリアムズの表情がなんとも言えない。 この映画では1番報われない人生を送っている役だとおもいます。
ジャックの妻役は、アン•ハサウェイ
そしてこのシーン
結論、この映画は観ておくべき一本。
僕自身はもともとゲイに偏見はなかったのでこの映画を受け付けましたが、なかには本当に無理という人もいるかもしれません。そういう人は無理に観る必要はないです。しかし、観念が覆されるかもしれないという期待値もあります。










