本日2つ目セッション記事アップです。
ライム ファータ アプリ、 3プードルパックです!
1回目のセッションの様子は→コチラ
前回のセッションからしばらくして 飼い主さまが体調を壊し
入院されていたようでして その間に 犬達のバランスが崩れまくってしまい
「もう、どうしたらいいのかわからない。。。。」と
メールを頂きまして
「こりゃ イカン!!」と どんなものかと様子をみにいってきました!
。。。。。
。。。。。。。
。。。。。。。いや、前よりいいですよ・・
特に「ファータ」 以前より 家の中でも全然落ち着いてるし。
しかし、飼い主さんいわく「いつもとちがう。」らしく
こりゃ 空気読まれたなと。 汗
サーカスなどで使うぐらいですから プードル頭いーんですよ~
私が帰ってから また 大変! なんてことにならないように
今回は 問題を片っ端からかたづけていきます。。。
飼い主さんに やって欲しいこと、やめて欲しいこと させて欲しいことを
細かーーく 伝えていきました。
まずはファータとアプリの飼い主さんへのストーカー行為。
これ ドミナント行為です。
「ついてきて可愛い~~、私の事が大好きなのね~。」と思いがちなこの行動ですが
後ろからついてまわる。。。。
飼い主のスペースを後ろから奪って歩いてるんですよ~~
(意味がわからない方はMASUMIマガジン 読まなきゃっ!)
犬が自分にとって 有利になる行動を飼い主がいつするか、 例えばおやつくれそう
な動きに飼い主がなった時、いち早くそこにいけるように、、とか、
側をうろちょろしていると 撫でてもらえたり、声をかけてもらえたり、
過去になにかしら飼い主からのアテンションを 犬が経験していると学習していますから
犬が飼い主を監視していたり するんです。
犬も飼い主が動くたびに 動かないといけないから 部屋の中でも
飼い主の動きが気になって落ち着く事が できないんからしんどいんです。。。
ここから 離していかないから 外で飼い主と少し離れただけで犬が
ソワソワ、、、ワンワン吠えたり、 飼い主のところへ行こうと引っ張る。
あるあるです~~。(笑)
家の中ではついてきていいけど 外では「ちょっと待ってて」 なんて
犬には理解できません。
一貫性がないんです。コチラの教え方に。
離れても「安心」を教えていあげていますか?
だから 外でのマテもできなかったり。。。。
車に犬を少しでも置いて 飼い主が見えなくなったら車の中で大騒ぎ。
「犬が待てない。。。」ではなく 人がちゃんと教えてあげれていないだけなんですね~~。
都合のいい時だけ 「待ちなさい」が通用するのは 飼い主と犬の関係性、犬が安定しててこそ できるものだと思います。
お次は車の中での吠え、ナビの声や 通る人、犬、飼い主さんが車から降りた時。
車に乗せる時は興奮はしっかり落としてから。
車が動いても 少しの興奮のサインがみえたら そのつど、落として、落として
いきます。
多頭飼育ですと 小さな種火が大きな問題になってしまいやすいですから
どの犬がその種火をつけているのか見極め そこの種火を消していくだけで
全員が落ち着いていられるんです。
状況により 種火発信が変わるときがあるので それを飼い主さんが
わかっていることも大事。
次は散歩の復習。
誰かが 他の犬に興奮したり、行きたい所に行ったりと勝手な行動をすると
一気に群れのバランスが崩れて 収集つかない状態になり
腕がもぎ取れそうになる、、、汗
今回は他犬も居ませんし 誘惑のない中です。
誘惑がある中でも パックをしっかりコントロールして散歩するには
1頭、1頭が飼い主さんとの関係性ができていないと、
声が届く関係性がしっかりできていないと 群れをハンドルする事はできません。
群れをハンドルといいましても 1頭、1頭の犬の心理をハンドルするという事ですよ~。
ここでも 家の中での事が繋がってくるんです
家の中で 1頭づつ名前を呼んで 呼んでいない犬には「マテ」
させたり、 オモチャを転がして 名前の呼ばれた犬だけが
オモチャで遊べる、 他の犬は「マテ」をかけたまま。
などなど、覚えているオビディエンスをどれだけ使って、
犬に「~させる」ことが出来ているか。。。。。です。
これだけでも 1頭、1頭の犬との飼い主との関係性、飼い主への意識、
変わってきますよーーーー!
多頭飼育だと 自分の犬で誘惑をつくっていろいろ「させる」ことができますから
お得いっぱい
多頭飼育ならではの大変な事も多くありますが、大変な分幸せな事も
てんこ盛りですよ~~、頑張ってくださいね~!
本日も沢山の経験をありがとうございました!
疲れ果てる犬。。。笑
関係ないけど この氷可愛いと思いません!? 白熊です。
思わずパチリ。。。