家事を始めた当初は、毎日の献立を考えるのが大変で、子供達にいつも「何を食べたい?」と聞いていました。
子供達はいつも「何でもよい」と返事をしてきて、この「何でもよい」が一番困りましたが、私自身もよく言って困らせていたなぁと反省しました。
自分の意思を伝える事は我儘だと、私も、そして子供達も無意識に捉えていたのでしょう。
(子供達は、単に考えるのが面倒だったからかもしれませんが(苦笑))
相手から希望を聞かれた時に、自分の希望を伝えない事は、相手を尊重するという意味にもなりますが、別の意味では、自分の責任を放棄しているとも言えると思います。
それは相手に希望を聞くという事も同じかもしれません。
最近は子供達が帰省した時は、子供達には「何を食べたい?」とは聞かずに、自分が子供達に食べさせたい物や、自分が作りたい物を作るようにしています。
といっても、帰省してきても子供達は忙しいので、家でご飯を食べる事も少なくなってきましたが(涙)
相手から希望を聞かれた時に、自分の希望をちゃんと伝える事も、相手を喜ばせる方法の一つだなと思いました。